86をランボルギーニ・ウルス風ピックアップに大改造 東京オートサロンで見た「なんじゃこりゃぁ!」ってなる魔改造マシンたち(1/3 ページ)
おにぎりを履いた「ジューク」、ギンギラギンすぎる「インパラ」など。
1月11日から幕張メッセで開催されたカスタムカー・チューニングカーの祭典「東京オートサロン2019」。超速そうなかっこいいスポーツカー、快適に過ごせそうなラグジュアリーカーなど、さまざまなカスタムが施されたクルマたちが集結するこのイベントでは、度肝を抜かれる“魔改造”を施したクルマもたくさん展示されていました。
今回は、そんな東京オートサロン会場で見かけた目立ち度抜群の魔改造マシンを5台ご紹介します。中には魔改造マシンに魔改造を施したという頭が混乱しそうになるやばいマシンもありましたよ。
クローラー装備の世紀末仕様「JUKE Personalization Adventure Concept」
「NISMO」「AUTECH」などのスポーティなファミリーカーや、話題の「LEAF NISMO RC」といったレーシングカーなど10台以上を展示した日産自動車ブース。中でも異彩を放っていたのは、「ジューク」に“三角おにぎり”を履かせた「JUKE Personalization Adventure Concept」です。
元々は取り回しの良さやスタイルを重視したクロスオーバーSUVのジュークですが、大胆にもタイヤの代わりにクローラー(無限軌道)を装備しています。これなら本格SUV「エクストレイル」以上に走れちゃいそうですね。
クローラーが付いただけでも絶大なインパクトを放っていますが、ジュークならではの個性的な四つ目に、マットホワイトを基調にグリーンのアクセントカラーが映えるカラーリング、武骨なオーバーフェンダーやトップキャリアなどが相まって、どことなくSFチックというか、まるでロボットアニメや特撮作品に出てくる車両のような迫力があり、独特の世界観を持ったクルマに仕上がっています。
これは……S660なのか!? 完成度の高い「Modulo Neo Classic Racer」
ちっちゃくてかわいい、それでいて速そうなマシン。これはホンダの純正アクセサリーブランド「Modulo」などを手掛けるホンダアクセスが披露したコンセプトカー「Modulo Neo Classic Racer」です。
シルバーカラーに赤のストライプがビシッと決まり、サーキットを走る人にはおなじみの「テープで貼ったバツ印」をイメージした形状のヘッドライトに、フェンダーミラーやビス止めオーバーフェンダー、ホイールも雰囲気によく合っています。完成度の高いコンパクトなレトロレーサーだなあ……ところでこれなんてクルマ?
正解は、軽オープンスポーツカー「S660」です。
2018年8月にホンダアクセスが発売した、S660をクラシカルな外観にする改造キット「S660 Neo Classic」も見事な変身ぶりでしたが、今回のModulo Neo Classic Racerはそれ以上に自然な仕上がりとなっています。ドア周りの形状などわずかに面影はあるものの、別物といえるほどに完成度の高いドレスアップが施されています。
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