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ブラック企業大賞で大賞を受賞した三菱電機、労務問題の再発防止策について発表
「パワーハラスメント行為を絶対に許さない職場づくりに注力」するとしています。
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三菱電機は、2019年8月に同社の男性新入社員の自死が発生するなど、社員の命や心身の健康にかかわる労務問題が発生していることを受け、「職場風土改革プログラム」をはじめとする再発防止策を発表しました。
同社では2014年以降、社員の自死や精神障害の発症といった労務問題が多発。そのため、1年でもっともブラックだった企業を決める「ブラック企業大賞」では、2018年、2019年と2年連続で大賞を受賞(子会社のメルコセミコンダクタエンジニアリング含む)しており、今後の取り組みについて注目が集まっています。
同社は、労務問題が発生するたびに再発防止策を講じるも同様の問題が発生している現状から、「これまでの取り組みが十分でなかった」と深く反省したとして、今回新たな施策も含めた再発防止策を発表。「パワーハラスメント行為を絶対に許さない職場づくり」に注力するとして、社長直轄のプロジェクト「職場風土改革プログラム」を強力に推進していくとしています。
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また「長時間労働の抑制・適正な労働時間管理」も重要であると認識しているとして、2016年4月からさまざまな施策を推進し、労働時間削減の成果が出ている「働き方改革」に継続的に取り組んでいくとのこと。
「労務問題の再発防止を経営の最優先課題とし、社員全員が心身の健康を維持し、安心していきいきと働ける職場環境の実現にグループを挙げて全力で取り組んでまいります」(三菱電機)
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