ディズニーキャストたちが“もてなされる”側になる1年に一度の夜! 「サンクスデー」をレポート(2/2 ページ)
この夜だけは、キャストがゲストに。
サンクスデーならでは! がたくさん
サンクスデーならではの光景は、“手作りボード”。一般ゲストの退園後に、飲食店や土産物ショップに飾られる、写真やメッセージなど制作者の個性が光る手作り感ある装飾です。
アトラクションも多く稼働していました。新アトラクション、ソアリン:ファンタスティック・フライトも対象です。自分が担当しているアトラクションに遊びに行ったり、「まずタートルトークへ行こうと思って来ました!」と好きなアトラクションを堪能したり、楽しみ方はそれぞれのもよう。
フードメニューもサンクスデー限定のセット販売がされています。このフードを提供するのは役員や社員。オーダー待ちの列とキッチンで手を振り合う仲の良さにほっこりします。
エンポーリオ、ヴァレンティーナズ・スウィートではお菓子のつかみ取りを行っていたり、マクダックス・デパートメントストアではダッフィー&フレンズのアパレルグッズを身に着けて記念写真が撮れるフォトスポットが設置されていたり、通常営業では味わえないプログラムがあるのも“1年に一度”ならではでした。キャラクターグリーティングもいたるところで行われています。
サンクスデーに参加するキャストは老若男女さまざまでしたが、誰もが青春時代に帰っているような雰囲気がありました。キャストもまたパークが大好きだからこそ、ゲストへ楽しんでほしい!という気持ちを持てる、そんな様子が伝わりました。
グループに話しかけてみると、「チケットブースです」「ランドのバルーンキャストです」と部門の名前を教えてくれました。同じ部門の仲間とグループで来園しているとのこと。職場内の人間関係の良さを感じさせます。和気あいあいとした雰囲気がゲストへのハピネスをつくりだす秘訣(ひけつ)に思えました。
Today with Cast
一般ゲストは参加できないサンクスデー。この日が終わればまたキャストたちは“もてなす側”へと戻ります。
キャストのことを詳しく知りたい人は、2月1日~3月19日の間に配布される「Today with cast」を待つのもよし。ディズニーキャストの全27種類の仕事の中から、14業種、20名のキャストを取り上げる特集です。パーク内で接客しているキャストやショーを支えていたり、パークの安全を守っていたり……各施設で活躍するキャストに与えられた役割や特徴などを紹介しています。
この紙面をきっかけにキャストとコミュニケーションを取ってみたり、いつもと違った視点でパークを楽しんでみたり、キャストになることを考えてみたり。パークの楽しみ方がまた広がりそうです。
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