漫画「100日後に死ぬワニ」 男女の思いがすれ違う間も進むカウントダウン“死まであと64日”
やっと良い流れが来たと思ったのに!
漫画家のきくちゆうき先生(@yuukikikuchi)がTwitterで連載中の、「100日後に死ぬワニ」。今回は36日目から42日目(1月16日~22日投稿)までの、ワニの1週間を振り返ります。
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作者:きくちゆうき
1986年生まれ。なんだかんだいろいろあって27歳でイラストレーターとして独立。連載:「SUPERどうぶつーズ」(LEED Cafe)、「どうぶつーズの漫画」(幻冬舎plus)、「100日後に死ぬワニ」
Twitter:@yuukikikuchi/Instagram:@yuukikikuchi
36日目
37日目
38日目
39日目
40日目
41日目
42日目
先輩が主人公の魅力に気付いた――ピロピロがつなぐ恋
不安なカウントダウンとともに、ワニの日常をつづるこの漫画。先週(29~35日目)は、バイト先の先輩への恋が行き詰まって鬱々としていたワニに、一足早い春が来たようです。通りすがりの子どもに、彼が舌をピロピロと動かしてあやす姿を見て、先輩が「キュン」と胸をときめかせたのです。
漫画の8日目~14日目を振り返ると、ワニは8日目にも同じことをしていますし、14日目には先輩が同様にピロピロと子どもをあやしています。彼女はきっと、主人公の優しさに共感を覚えたのでしょう。職場で一緒になると、彼を意識して気が気でない様子です。
ワニよ、すぐそばにある好意に気付かぬまま諦めてしまうのか?
しかし、振り返れば先輩の好意がそこにある好機を迎えながら、ワニは気付かぬままふさぎ込んでいるのだから皮肉なもの。思い切ったイメチェンがスベッたり、駅員にぞんざいな対応をされてイラッとしたり、ストレスをため込むうちにとうとうバイトを辞めてしまいます。
このままでは、あの優しいワニがおかしくなってしまう――そんな心配を振り払ってくれたのは、親友のネズミでした。平静を装うワニの態度から何かあったと察し、バイクのバックシートに乗せて気晴らしに飛び出します。
「速えー!! 速えすぎるー」とワニは大喜びで、やっといつもの笑顔を取り戻しました。ちょっとした冒険のおかげで、また元気にやっていけそう! そして本当に、ワニの恋は終わってしまうのか?
死まであと58日
【つづき】漫画「100日後に死ぬワニ」 まぶしい友情の日々と進むカウントダウン “死まであと57日”
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