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漫画「100日後に死ぬワニ」 物思いにふける日々と進むカウントダウン“死まであと43日”

時折見せる、気になる表情。

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 漫画家のきくちゆうき先生(@yuukikikuchi)がTwitterで連載中の、「100日後に死ぬワニ」。今回は57日目から63日目(2月6日~12日投稿)までの、ワニの1週間を振り返ります。

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作者:きくちゆうき

1986年生まれ。なんだかんだいろいろあって27歳でイラストレーターとして独立。連載:「SUPERどうぶつーズ」(LEED Cafe)、「どうぶつーズの漫画」(幻冬舎plus)、「100日後に死ぬワニ」

Twitter:@yuukikikuchi/Instagram:@yuukikikuchi

57日目

58日目

59日目

60日目

61日目

62日目

63日目

「したいこと」「なりたいもの」って、ないとダメなのかな?

 ワニや友人の平凡な日々を、不安なカウントダウンとともに描くこの漫画。ワニは今週もバスケットボールで遊んだり、バイト先で友人に軽口をたたいたり、つつがなく暮らしています。

ワニをバイトに誘ったのち、自分は転職して給料が上がり、彼女までできたモグラ。ちょっと調子に乗っているようで、ワニも珍しく意地悪な物言いをしています

 ただちょっと心配なのは、ちょくちょく見せる、何か深く思い悩んでいそうな振る舞い。例えば、オリンピック選手インタビューの途中でテレビを消した、58日目のヒトコマ。単に眠くなって見るのをやめただけかもしれませんが、脚光を浴びる人物を見て、今のところ“何者でもない自分”にモヤッとしているようにも見えます。

画面に写り込むワニはただ寝ているだけですが、その背中はなにかしらのやるせなさを語っているようにも

 というのも、ワニは以前「したいこととかないの?」と聞かれ、答えられなかったことがあるのです(24日目参照)。最近も同僚に同じ質問をされて、「う~ん……ない……ですねえ~」と、ちょっと返事に詰まっている様子。恥ずかしくて言えないのか、やりたいことが見つかっていないのか?

目標設定は大事ですが、何をしたいかが決まらない時期だってありますからね

 さらに「何にでもなれるとしたら(何になりたい)?」と聞かれると、本気かどうか「プロゲーマーかなー」とひと言。その後もバイト中に心ここにあらずといった一幕があり、いろいろと考え込んでいるようです。

プロゲーマーへの憧れはウソではないでしょうが、このコマからは「たまたま売り物のゲーム機が目に入ったからそう言った」ようにも見えて、解釈が難しい

 そんな日々が続き、読者からは「最近のワニくんは見ていてつらい」「ときどき見せる無表情さが怖い」など、ワニを心配する声も。「死」が根底にある漫画なので読み手もいろいろと考えてしまいますが、できればさまざまな心配が全て取り越し苦労であってほしいもの。あるいはもしも悩んでいるのであれば、それがすっきり解消されてほしいと祈るばかりです。

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死まであと37日

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