コラム

「私たちがパンダに惹かれる理由」 パンダ沼の住人が語るパンダの魅力

パンダが愛される秘密に全力で迫りました。

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 パンダ好きライターによるパンダの楽しみ方をお届け! 最終回のテーマは「間近でパンダと会った経験」「パンダに惹かれる理由」です。

 一度足を踏み入れると、沼のようにズブズブと沈み込んでいく。日常に潜んであなたを誘う「パンダ沼」。足先でもいいので、浸してみませんか。沼の住人でもあるパンダの飼育員さんも巻き込んで、パンダが愛される秘密を暴きます(5/5)。

パンダ沼の住人:二木繁美

パンダライター・パンダスポット探検家(Twitter/Webサイト)。Sipe pandaのペンネームで全国のパンダスポットを紹介する記事を書く。さらにイラストレーターとしても活動。欲望のままにパンダグッズを誕生させている。アドベンチャーワールド生まれのパンダ、明浜と優浜の名付け親でもある。新幹線が好きなほんのりテツ。好きな電車のパーツはパンタグラフ。

間近でパンダに会える!

明浜(めいひん)と愛浜(あいひん)

 筆者も過去に2回、名付け親になっています。2006年生まれの2012年生まれの「明浜(めいひん)」と「優浜(ゆうひん)」です。運良く2回ともパンダの赤ちゃんに対面することができたのですが、2006年の明浜は双子の姉妹愛浜と一緒に、ガラス越しのご対面でした。

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優浜とご対面。このゼロ距離!

 2012年の優浜は、手足を消毒してパンダたちが生活するバックヤードに入り、木箱越しという至近距離で優浜と対面できました。パンダとの対面方法は、公開時の子パンダの成長度合いによって毎回変わります。明浜のときはまだ幼く、保育器に入っていたためにガラス越しの対面に。優浜のときは、ある程度成長していたために直接対面ができたのです。

肉球もバッチリ見える距離です

私たちがパンダに惹かれる理由

子パンダのうんこをイメージした、「パンダのうんこ」(お麩の松尾)

 私たちがこんなにパンダに惹かれる理由は何でしょう。パンダを表すときに出てくる単語「かわいい」。パンダが好かれるのはかわいいから、これは間違いありません。そのかわいさはまさに「食べちゃいたい」くらい!。上野にはシャンシャンのうんこをモチーフにした麩菓子まで登場しています。うんこ食べたいくらいって、どんだけ。アドベンチャーワールドにもパンダモチーフのスイーツやお土産がたくさん。近くにはパンダドームに泊まれるパンダホテルもあるんですよ。

泊まれるパンダ。和歌山の「パンダヴィレッジ」

 筆者がパンダを見ている人々を眺めて思うこと、それは「自然と笑顔になる」ということです。パンダを見ている人はみんな笑顔です。笑うことは体に良いとされています。人は笑顔によって脳が活性化するという研究結果もあります。なんて“お手軽な健康法”なんでしょう。落ち込んだら、パンダを見に行けばいいのです。

 リフレッシュのために、パンダへ会う旅に出掛けるのもいいでしょう。現地でパンダホテルに泊まり、パンダに癒やされ、さらに食事やお土産でパンダを満喫する。まさにオールパンダの楽しみ方。心身がリフレッシュすると、気力が充実して身体中にパワーがみなぎってきます。これこそが生命力。パンダから生きる力をもらうのです。

 パンダの素晴らしさ、少しは伝わったでしょうか。パンダにこんな力があるとは思わなかったでしょう? 日常生活の中で、ガイコツやサッカーボールなど、白黒のものが全てパンダに見えてきたとき、あなたはすでにパンダ沼の縁にいるのです。

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(完)

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