パンダ好きライターによるパンダの楽しみ方をお届け! 第2回では「パンダの顔の見分けはつく?」「双子パンダの見分け方」について解説します。
一度足を踏み入れると、沼のようにズブズブと沈み込んでいく。日常に潜んであなたを誘う「パンダ沼」。足先でもいいので、浸してみませんか。沼の住人でもあるパンダの飼育員さんも巻き込んで、パンダが愛される秘密を暴きます(2/5)。
パンダの顔の見分けはつく?
なんとなくは分かるけど、絶対わかるとは言えないパンダの顔。毎日パンダと顔を合わせる飼育員さんはどこで区別をしているのでしょうか。
「アドベンチャーワールドのパンダたちなら分かりますよ。顔、体、性格、雰囲気で区別がつきます。他の動物園の子たちはいつも見ているわけではないので、私は分かりませんが……」。やっぱり毎日顔を合わせる事が大事なんですね。でもご安心ください。アドベンチャーワールドでは、運動場にネームプレートを提示してありますので、初めての方でも、ちゃんとどのパンダか認識できます。
双子パンダの見分け方
現在6頭のパンダがいるアドベンチャーワールド。筆者はお父さんパンダの永明は、なんとなく分かるんですが(風格があります)、同じくらいの体格のパンダはお手上げ。今回は双子の姉妹、桜浜(おうひん)と桃浜(とうひん)の見分け方を、飼育員さんに教えてもらいました。
桜浜と桃浜は2014年生まれの双子の姉妹。お姉さんの桜浜は、耳が大きくて耳と耳の間がはなれ気味。大好きなリンゴやニンジンを食べた後に、ペロッと舌を出すクセがあります。舌をペロッ…まるでドジっ子、往年のアイドルみたいです。
妹の桃浜は、桜浜に比べて耳の間が狭く、おにぎりフェイス。好奇心が旺盛で、スタッフの声かけに真っ先に反応します。声をかけて「え、なになに〜」と振り向かれなんかしたら、もうメロメロですね。2頭は体の大きさも雰囲気も似ているので、同じ場所にいるとなかなか区別がつきません。会いに行くなら活発に動く朝! タイミングがあえば、ペロッと舌を出す姿も見られるかもしれませんよ。
(つづく)
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