新型コロナで“デート自粛” 半数が「デートが減った」マッチングアプリ調査
運営会社は“オンラインデート”を提案。
新型コロナウイルスの影響で、“デート”に関する変化が起こっています。オンラインマッチングアプリ「タップル誕生」を展開するマッチングエージェントが4月2日、調査結果を発表しました。
サービス利用者985人の男女を対象に、3月27日~30日に実施した調査。新型コロナウイルスの感染拡大予防対策による外出自粛に伴い、実際に会うデートの回数が以前よりも減ったと54%が回答しました(減った34.7%、やや減った19.4%、変わらない44.4%)。
こうした状況はもちろんマッチングアプリだけではありません。女性向けウェブ掲示板「ガールズちゃんねる」では、「コロナによる恋愛・婚活自粛中の人語ろう!」といったトピックが立っています。コロナ対策でデートを自粛した人たちのコメントが数多く寄せられており、「コロナに婚活邪魔される」「いいと思っていた人とのデートが延期になった」という嘆きが目立ちます。また、「このタイミングで婚活パーティに来る人とは結婚したくないので行かない」「ここでデート自粛する人と出会いたい」といった価値観の一致を行動から見たい派も。
マッチングエージェントはビデオチャットなどによる“オンラインデート”を提案、推奨しています。しかし調査では「恋愛に発展しづらそう(36.9%)」「デート向きではないと思う(20.5%)」とネガティブな声が上位となる結果になりました。
一方で、「わざわざ外出しなくてもいいので便利だと思う(12.5%)」「遠距離のお相手ともデートができて便利だと思う(10.7%)」「食事代などが掛からないので節約になると思う(10.4%)」といったポジティブな声も。コロナによって、デートのみならずオンラインデートへの意識も変わっていくのかもしれません。
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