田中将大、アメリカからの帰国公表「責任ある行動をとっていきたい」　ダルビッシュ有は在米決断も理解を示す（1/2 ページ）

　米ヤンキースの田中将大投手が4月2日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて3月下旬から日本に一時帰国していることをTwitterで発表しました。

　「一部報道にもありました通り、3月下旬に家族と共に日本へ一時帰国しました」と妻でタレントの里田まいさんや2人の子どもと一緒に帰国したことを公表した田中投手。爆発的な感染拡大が発生している米国からの帰国に、「私たちは現在何も症状はありませんが、それでも知らず知らずに誰かに感染させてしまうことはないか？　 逆に家族が感染してしまうのではないか？」とさまざまな思いが去来したことを報告。

　その上で、「キャンプ中断後もキャンプ地フロリダで生活していく中で、新型コロナウイルス感染以外でも身の危険を感じさせられる出来事があり、十分に注意をしながら一時帰国する決断をいたしました」と家族の安全を第一に考えた帰国だったことを伝えています。

　日本政府は現在、米国からの帰国者に14日間の自宅待機と公共交通機関の使用自粛を要請しており、田中投手は「現在は日本政府の要請通り、2週間の自宅待機中です」と現状を報告。「引き続き海外からの入国者として、責任ある行動をとっていきたいと思います」と責務を全うすることを誓っており、ユーザーからは「家族のために正しい考えだと思います しっかりルールを守っているのだから誰もマーくんを責めることはできないでしょう」「ご家族の不安を解消する為にも帰ってきて正解ですよ」など理解あるコメントが多く寄せられました。

　また田中投手のツイートの数時間前には、同じくメジャーリーグで活躍するダルビッシュ有投手が「帰国しないんですかー？　とかたまに聞かれますが、自分たちはアメリカに残ります」とウイルスを持ち込む危険性があることから帰国しないことをTwitterで表明。

　ファンから田中投手の帰国報道を知らされると、「まさお帰ったんかーい！　でも神様はセーフ。 むしろ守り神」とフォロー込みのツッコミを入れており、「自分たちはオフもアメリカなんで残るのは簡単なんですよね。 シーズン中だけアメリカにいる選手はこの状況でアメリカにとどまるのは恐怖でしょうね」と環境の違いを踏まえて理解を示していました。