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4児の母が直面したテレワーク+家庭保育の壁! 仕事・家事・育児の同時並行が案の定うまくいかなかった漫画

未就学児にいまの状況をわかってもらうのは難しい……!

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 外出自粛や休校の影響で、多くの子育て家族が「テレワーク+家庭保育」の壁に直面しています。4児(12歳、9歳、4歳、3歳)を育てるスガカズ(@sugakazu)さんは、夫婦ともにテレワーク体制に。テレワークと家庭保育を同時進行する日々について教えてもらいました。

仕事・家事・育児の同時並行は無理。勤務時間を変更

 4月の緊急事態宣言の発令後、すぐに住んでいる区の保育課から手紙が届きました。「保護者のどちらかが育児休業中、テレワーク、仕事を休めるなどの世帯は保育園を自粛する対応を取ってほしい」とのこと。幸いにして夫婦ともにテレワークが決まったため、保育園に報告し、次の日からお休みすることにしました。

 下の子たち(保育園組)が通う保育園には、医療従事者、保育士、接客業など、子どもを預けざるをえない親もたくさんいます。次みんなに会う日のためにできることは離れること……そう思うものの、仕事と家事と育児をどうすべきかは悩みどころです。

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 仕事は食材宅配の会社なので、いまは注文が殺到していて忙しい状況。休むのは無理です。家での時間をどう過ごしてもらうべきか、外出したいと言われたらどうしようか……不安なまま、1日目は試しに家事・育児・仕事を同時並行してみました。

 結果、案の定うまくいきませんでした!(この間30分) リモートワークする人が急増したため、社内システムが激重に。ただでさえ効率が落ちているのに加え、「お腹減ったー」「ジュースこぼした」という絶えずやってくる“報告”に離席せざるをえない状況に。3歳児はマウスに興味津々で隙あらば触ろうとします。

 これでは業務は難しい……ということで、2日目からは上長に相談し、勤務時間を10時~17時から7時~14時に変えてもらいました。アクセスが集中していないためPCはサクサク動くし、午後は子どもの遊びに付き合えます。

 会社とは違った環境なので、大人だって腰痛になったり気持ちが落ち込みやすかったり。小学生は「どうして外出してはいけないのか」の理屈がわかりますが、未就学児組はおうちの中で大人しくしているのが難しい。夫婦で話し合い、家屋に囲まれている小さな裏庭に砂場や水遊び場を作りました。

 子どもたちはそのスペースで満足したようで、「公園に行きたい」と泣くことがなくなりました。とは言えずっと続くとは思えないので、そのときは別の策を練らないと……と覚悟は決めています。

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 テレワーク+家庭保育になって2週間たちましたが、うまくできているかはわからないのが正直なところ。でも、また再会するために、それぞれの環境でできることを考えて行動できればと思っています。子どもたちが安心して外出できる日のために、医療機関のお世話にならないようにおうちで心と体の健康を維持していきたいです。

 そして「家での時間をどう過ごすか」を考える中で、子どもたちに関わってくださっている学校、保育園にあらためて感謝する日々です。

 先日保育園の先生方に感謝の気持ちを伝えたいと思い、同じクラスの家庭保育中のママたちで、寄せ書きを送ることにしました(みなさん同じ気持ちだったようです)。

 ネットで写真とメッセージを各自アップロードしてもらい、まとめたデータを送ることにしました。いつもなら、手書きのメッセージや写真を集めて渡すのですが、自粛の意味を考えてデータにしました。少しでも気持ちが伝わるといいなと思っています。


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