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単価39円の“原価マスク”登場 パッケージやWeb制作、サーバ費用などを計上せず「われわれには利益は一切ありません」
転売対策も実施。
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スマートフォン関連商品を製作するトリニティが、単価39円(税別)の「原価マスク」を販売すると発表しました。50枚入り2176円(税込/送料別)で、パッケージやWeb制作費、オペレーションの人件費、サーバ費用、経理処理などのコストは計上せずに販売するとのこと。
「原価マスク」は、マスクの入手が難しく転売や粗悪品が多数見受けられる状況が続く現状を打破するために制作されたもの。製造原価のみで販売するため、売れても利益は一切ないとしています。
トリニティは本業であるスマートフォン関連商品を中国に製造委託しており、その工場の幾つかがマスクを製造しているとのこと。今回は特別に協力してもらい、マスクを原価で販売するそうです。
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転売対策として、1回に注文できるのは4箱(200枚)まで、また購入後7日間は再購入ができない数量制限を実施。さらに、製品のパッケージに原価構造のイラストと販売価格を印刷してしまいます。
入荷予定は5月11日で、販売ページのフォームから購入申請ができます。入荷は5月11日を予定していますが、中国政府の規制が日々刻々と変わっており、不測の事態が発生する可能性があるとのこと。
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あくまで応急用ですが、フィルターの交換で複数回使えます。
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