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「この塗り分けは113系へのリスペクトだよね」 JR東日本、外房・内房線向け新型車「E131系」を発表(1/3 ページ)

山手線のいいところを詰め込みつつ、懐かしいあの車両を連想するデザインに期待。2021年春デビュー予定です。

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 JR東日本は5月12日、千葉県の内房線、外房線、鹿島線(一部茨城県)に投入する新型車両「E131系」の概要を発表しました。2021年春の運行開始を予定します。


内房線、外房線、鹿島線に投入する新型車両「E131系」(画像:JR東日本)

 E131系は2両編成で運用予定。運行路線は内房線の木更津駅~安房鴨川駅間、外房線の上総一ノ宮駅~安房鴨川駅間、鹿島線の佐原駅~鹿島神宮駅間です。

山手線「E235系」をベースに大幅アレンジ

 E131系はJR東日本の既存現行車両に採用する技術を多く取り入れて、快適性と安全性の向上を実現します。

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 車体は山手線の「E235系」(関連記事)をベースに開発。拡幅の車体を採用し、車内空間の広さを確保します。乗降用ドアは片側4つ。前面は信越本線などを走るE129系(2014年運用開始)と同じ形状です。


E131系のベースとなる山手線E235系(写真:呼んでる渋沢)

新潟地区で運行するE129系。E131系はこちらと同じ前面形状となる(画像:呼んでる渋沢)

 座席は一部をセミクロスシートとする構成です。E235系と同様に車いすやベビーカー利用者などに向けたフリースペースも用意します。ドア上に大型の案内表示ディスプレイを設置し、運行情報を表示します。

 このほか車両には、E235系やE233系でも採用する線路設備状態監視機能の搭載、車掌が乗務しないワンマン運転に対応する乗降確認カメラなど、安全性と運行効率を高めるための最新機能も備えます。


E131系の車内。一部をセミクロスシートとする構成

線路設備状態監視機能装置を搭載。営業列車として走行しながら、同時に線路の状態をチェックする設備だ(写真:呼んでる渋沢)
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