かわいいMINIのSUV仕様、PHVもある新型「MINI クロスオーバー」登場(1/2 ページ)
四駆も選べますよー。
ドイツのBMWは5月27日、「MINI」シリーズのSUV(スポーツタイプ多目的車)「MINI クロスオーバー(海外名:MINI COUNTRYMAN)」の新型を発表しました。
MINIシリーズはBMWが2001年から展開するブランドで、1959年から2000年までイギリスで生産された同名のコンパクトカー(通称:クラシックミニ、ローバーミニ)をモチーフとしています。
クラシックミニの面影を残す丸目の3ドア小型モデルから、5ドアモデル、コンバーチブルやクロスオーバー、観音開きリアドアのクラブマンなどさまざまなボディータイプ、さらにはブッ飛びに速い過激モデル「John Cooper Works」(関連記事)などを用意。往年のスポーツモデルに付けられた「ミニクーパー」のグレード名も受け継ぎ、3世代に渡って販売されています。
MINI クロスオーバーは第2世代から加わったクロスオーバーSUV型モデルで、MINIの中では一番大きい車種です。全長は約4メートルと小さいながら、少し車高を上げた5人乗りのボディーに荷物の積み下ろしが楽な大型テールゲートを装備します。アウトドア用途も見込み、四輪駆動システム「ALL4」も選べます。
外観はグッと力強いデザインに。大型のフロントグリルとともにLEDヘッドライト、LEDフォグライトを標準装備。ユニオンジャックの模様に光るテールランプも特徴です。
このほか、電動のみでも走れ、外部充電も可能なプラグインハイブリッド車(PHV)も設定したこともポイントの1つ。3気筒ガソリンエンジンで前輪を、モーターで後輪を駆動する方式で、合計出力は224馬力。電動のみで最大61キロ走れるとする9.6kWhのリチウムイオンバッテリーを備えます。このほか、ガソリンエンジン3種類、ディーゼルエンジン3種類を含めた計7種類のパワートレインを用意します。
価格はドイツ市場向けモデルで2万9500ユーロ(日本円換算で約350万円)から。
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