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「サザエさん」 6月21日から新作放送再開へ

「じゃんけん」5連続パーでざわつく中、感染防止へ配慮しながら制作再開。

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 テレビアニメ「サザエさん」の新作放送が、6月21日から再開されることになりました。COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響を受け、5月17日以降再放送でつないでいましたが、6週ぶりの再開となります。


「サザエさん」、感染防止策施し6週ぶりに再開

 1969年の放送開始から50年以上の歴史を持つ日本一の長寿アニメ番組「サザエさん」は、新型コロナ感染防止のため制作継続が困難となり、オイルショック直後の1975年2~3月以来45年ぶりに新作放送の中止措置を採っていました。制作スタッフ、関係者の安全と感染防止への配慮を整え、6月21日放送分から新作放送を決めたとしています。

 5月17日以来、再放送が続いていた「サザエさん」ですが、この間、エンディングの「サザエさんじゃんけん」では、5週連続で「パー」が出るという珍事が発生。本編とは別に6月14日の放送にも注目が集まっている状況です。

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 なお、再開1週目の放送内容は、「姉さんのメガホン」「波平、父の日卒業」「お騒がせ一家ですみません」の3本となっています。

姉さんのメガホン

公園で突然タラがいなくなり、サザエとマスオは探し回る。途中、サザエはベンチにいる野球応援用のメガホンを持った女性に声をかけ、メガホンを貸してもらう。メガホンを使って大声で名を呼ぶと、すぐにタラが現れる。サザエは女性にメガホンを返そうと戻るが、すでにその姿はない。仕方なく家にメガホンを持ち帰る。

波平、父の日卒業

波平が電車に乗っていると、隣のサラリーマンたちが「子どもが微妙な年齢になり、口もきいてくれないし、父の日も祝ってくれない」と嘆いていた。波平は「うちは毎年父の日を祝ってくれるし、まだ大丈夫」と安心する。しかしその夜、カツオが「今年は父の日のプレゼントはしない」とワカメに話しているのを聞いてしまう。

お騒がせ一家ですみません

散歩の途中、おいしそうな団子を買った波平だが、財布を家に忘れてしまい、焦る。すると、通りかかった顔見知りの警察官が金を貸してくれる。家に戻って財布を取ってきた波平は、交番へ行き金を返す。波平が交番でペコペコしている姿を見かけたカツオは、「お父さんがお巡りさんを怒らせるようなことをしたのでは…」と心配する。

(C)長谷川町子美術館

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