アニメ「サザエさん」2020年6月7日放送回のじゃんけんで、史上初となる「5週連続同じ手(パー)」が出され、愛好家たちが騒然としています。
1991年の開始より30年近い歴史を誇る「サザエさんじゃんけん」において、5回連続で同じ手は初の出来事。手の法則について長年研究を続けてきた「サザエさんじゃんけん研究所」所長のHKNさんですら、5回連続パーは予測できず敗北しています。
研究所のデータによれば、4回連続同じ手は1993年・2004年の2度しか記録されておらず、3回連続すら2008年を最後に出ていませんでした。
およそ12年間の沈黙を破り、サザエさんがトリッキーな戦術を採用した背景について、所長は「明らかに言えることは、再放送に伴いじゃんけんの方針も変わったということです」とコメント。どのように変化したかを解明することが今後の方針になると述べています。
なお、次週もパーを出す可能性について尋ねると「同じ手の連続回数が増えるほど、その次に異なる手が出る確率が高くなると予想しています」とのこと。さすがに6連続はないと信じてグーを出す予定だそうです。ただし「その予想の裏をかかれる可能性も否定できません」と若干の不安を抱えた様子もうかがえました。
また「5連続パー」以外にも、オープニングの最後、磯野一家が果物や野菜から飛び出すシーンでタマがタイミングを間違えてしまう「フライングタマ」の頻度に異常が見られるといいます。2019年1月から月1回程度のペースを守っていたタマが、5月に入ってからは2週に1回程度のハイペースでフライングするようになったというのです。
新作の放送を休止し再放送を行っている「サザエさん」ですが、本編以外の部分で新鮮な驚きを提供してくれているようです。
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