熱帯夜、快適に眠れる上手なエアコン活用方法は? ダイキンに聞いてみた(1/2 ページ)
一晩中につけっぱなしにする場合も、タイマーを使用する場合も「湿度」が重要。
長い梅雨が明けたとたん、一気に暑くなった今年の夏。暑さで寝苦しい……という人も多いのではないでしょうか。エアコンを活用した熱帯夜対処法をWebで案内しているダイキンに、暑い夜でも快適に眠るためのコツを聞いてみました。
温度だけではなく、湿度もポイント
「一晩中つけっぱなし」や「タイマー使用」でエアコンを運転させていても、暑さで寝付けなかったり、夜中に目が覚めてしまうという人もいるでしょう。暑い夜に快眠するためには、実は部屋の「温度」だけでなく、湿度のコントロールも重要となります。
一晩中エアコンをつけておきたい場合は、温度を28度に設定したうえで、湿度を50~60%に設定しましょう。湿度も一緒に下げると体を冷やし過ぎないで、体感温度が下がり、汗も乾くので眠りやすくなるとのこと。
タイマー機能を使いたい人は、寝る前にエアコンをつけておいて部屋を冷やしておくのがポイントです。就寝直後は汗の量が多くなるので、部屋を冷やしておくと、湿度も調整されて汗が乾き、眠りやすい環境に。
「切りタイマー」は就寝から3時間に設定するのがおすすめ。住環境の専門家である奈良女子大学、久保博子教授によると、平均的な睡眠周期は90分で1周期と言われていて、3時間では2周期分の間、温度変化によって深い眠りが妨げられにくいとのことです。
また、タイマーでエアコンが切れると徐々に気温・湿度が上がっていくことから、設定温度は27度に、湿度もつけっぱなしにする場合よりやや低めの設定が良いそうです。寝ている間にかいた汗で、朝起きた時体がべたべたしていたら、「入りタイマー」の使用もおすすめ。
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