ゼットンが“いる”ときのSEは「クマゼミの鳴き声」が元!? Twitterで飛び出した新説、円谷プロに聞いてみた(1/2 ページ)
【動画あり】「驚愕の事実」と特撮ファンをうならせた新説。
ウルトラシリーズに登場する怪獣「ゼットン」が“いる”ときに聞こえるSEは、“クマゼミの鳴き声”が元になっているのではないか――という説がTwitterに投稿され、特撮ファンの注目を集めています。
この説を唱えているのは、同人サークル「SHOWTIME」でプリキュアの音楽研究本やフォント研究本などを制作している祥太(@shota_)さん。
「ゼットンが『居る』ときに鳴るSEあるじゃないですか。あれ、実はクマゼミの鳴き声をテープスピード半分に落としたものなんですよ」とツイートしたところ、2万件を超える“いいね”が寄せられたほか、「す、すごい…!」「驚愕の事実」と驚きの声が上がっています。
ツイートには祥太さんが検証したゼットンのSEの動画が添付されており、確かにセミの鳴き声が聞こえてきます。
「普段は音響とは特に関係ないエンジニア」だという祥太さんにお話を伺ったところ、「子どものころから東宝、円谷作品の音楽と効果音が好きで、怪獣の鳴き声など一通り速度を色々変えて聴き込んでいます。ゼットンもその中で気づきました」とのこと。
これについて円谷プロダクションにもお話を伺ってみたところ、明言は避けつつ「当時のクリエイター達が様々な工夫を凝らして生み出したことには違い無く、ファンの皆様には想像を巡らせながら様々な形で作品をお楽しみいただければ幸いです」との回答が寄せられました。
なお祥太さんはゼットンのほかにも、ラドンの鳴き声からさまざまな怪獣の声が派生しているとの説。ラドンの鳴き声のうち最も長い音を125%で再生すると、後半部分がベロクロンになるという説などを動画付きで紹介しています。
画像提供:祥太(@shota_)さん
(Kikka)
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