ニュース
虎ノ門駅のアート作品がどこからでも「虎と目が合う」ふしぎ 錯視を駆使したレリーフにTwitterで反響(1/2 ページ)
目にする角度で表情が変わる様子を楽しめます。
advertisement
東京メトロ銀座線 虎ノ門駅に設置されたレリーフが、見る角度によって表情を変化させる不思議さと、どこから見ても目が合うような錯覚で注目を集めています。
虹はじめてあらわる(@nijihajimete)さんが投稿した動画には、「これは凄い…見に行かなきゃ」「ひぇっ…こっち見てくるぅう」と作品の迫力に圧倒されるコメントが寄せられています。投稿コメントに「2次元が踏み込めない、マイナスの世界に食い込んだ3次元の世界のようだった。何度も行き来して見てしまう」とあるように、近づいて撮影してもへこみが写らない繊細な仕上がりです。
「白い虎が見ている」と題されたこの作品は、彫刻家の中谷ミチコさんが手掛けたパブリックアート。サイズは縦約2メートル×横約9メートルと迫力があります。
advertisement
作品のモチーフは、中国の神話に登場する霊獣「白虎」。白虎は虎ノ門の地名の由来とされています。作品では、白い虎のマスクと戯れる少女たちの群像を凹型のレリーフにより表現。群像の表情が見る角度によって変化します。その場に少女たちが実在しているかのような視覚体験ができる作品です。
なお設置場所は、東京メトロ銀座線の渋谷方面行ホームとなっています。
参考記事:【もう目が離せない!】メトロの新しいパブリックアートに大注目 - いまトピ
関連記事
この図形、本当はどっち回転? 「錯視オブザイヤー」優勝作品に理解が追い付かない
慣れてくると、自分が見ようと思った方向に回ったりして不思議。アルフォートの空き箱で作った船がセンスの塊 ファンタジーな飛空船に「かっこよすぎる」「美しい」の声
お菓子の箱で作ったとは思えないオシャレなデザインです。錯視が動いて見えたら「心理的問題がある」Twitterで拡散 研究者は「関係ない」とコメント
同様のうわさは過去にも流行していました。「言われても信じられない」錯視画像が本当にどうなっているのか分からない
画像の作成は中京大学心理学部准教授によるもの。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.