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市川染五郎、2時間足らずで「連獅子」の仔獅子を描き上げる 絵の腕前にファン「天は何物を与えたの……」

隈取りの下地にパステルを使うのは目から鱗!

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 歌舞伎役者の市川染五郎さんが、日本俳優協会・伝統歌舞伎保存会が運営するYouTubeチャンネル「歌舞伎ましょう」に登場。パステルやコピック、絵の具を駆使して描いた「連獅子」の仔獅子の絵を披露しました。


鉛筆を削り、やる気満々の市川さん(画像は市川染五郎 公式Instagramから)

 普段から歌舞伎で演じたことのある役や、憧れの役などの絵を描いているという市川さん。大量のブロマイドの中から、参考にする「連獅子」の仔獅子を選び、慣れた様子で模写をしていきます。その後、削ったパステルを歌舞伎独特の赤い化粧“隈取り”の下地として使ったり、仔獅子の頭髪の毛量感を表現するために水彩絵の具と平筆を使ったりと、歌舞伎役者ならではの工夫も見られました。


肩越しに絵の完成を見守ります…(画像はYouTubeチャンネル「歌舞伎ましょう」から)

 絵の題材に選んだ「連獅子」は、市川さんが2009年に「孫獅子の精」という役で出演した初舞台「門出祝寿連獅子」(当時4歳)や、2018年の襲名時に「連獅子」で今回描いた「仔獅子」の役を演じるなど、関わりの多い演目。動画の末尾で、市川さんは「再び連獅子を務められるよう、精進してまいります」と熱意をのぞかせました。

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染五郎さんによる仔獅子(画像は市川染五郎 公式Instagramから)

 動画を視聴したファンからは、「1時間50分であんなに生き生きとした立派な絵を描いちゃうなんてすごすぎます!」「天は何物を与えたの……」「連獅子も絵も、好きだということが伝わってきました」など、絵の腕前を絶賛するコメントが続々。

 また、市川さんが同チャンネル(2020年5月末に開設)に登場するのは初めて。私服姿でくつろぐ市川さんの様子についても、「麗しすぎてクラクラ」「染くんが出てきた瞬間に高評価ボタンを押した」「日本一の美男子」など絶賛するファンも見られました。

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