ニュース

全身が変形する“自作”ユニコーンガンダムがすごすぎる 「野生のアナハイム社」「自宅がお台場」と称賛

デストロイモードへ自動で変形。

advertisement

 ユニコーンモードからデストロイモードへ自動で変形する、30分の1スケールの自作ユニコーンガンダムがすばらしいクオリティーです。顔面の変化や全身の装甲の展開、サイコフレームの発光に至るまでほぼ再現している……!

ユニコーンモードの段階で既にかっこいいけれど、ここからさらに……
サイコフレームが赤く発光
ヒザまわりの装甲が展開。それに伴って足が伸長するところまでしっかり再現している
胸部の変形に伴い、肩幅が広がるところも再現
マスクが上へスライド
代わりに奥からデストロイモードの顔がせり出す
アンテナがパカッと割れてガンダム顔に!

 製作者はTwitterユーザーのつとむニキ(@foresttail924YouTube)さん。CADで設計したパーツを3Dプリンタで出力し、モーター等を組み込んでいます。4月には胸部まわりまでできた段階で胸像として披露していましたが(関連記事)、それから4カ月かけて、全身まで完成させました。

背面からのアングルも。バックパックの変形がかっこいい!

 胴体を加えただけでなく、頭部を何度も改良。全体のバランスをとるために小型化しつつ、顔の変形機構を限りなく原作へ近づけています。

advertisement
7月に公開されたバージョン
新旧バージョンの比較
頭部の小型化により、全体がスマートな印象に
胸像としての公開時は設計の都合で、デストロイモードの顔が上から出てくる仕様でしたが、今回は原作通りに
ユニコーンモードのマスクが上へ引っ込む
あとからデストロイモードの顔が現れる

 苦心を重ねて完成されたユニコーンガンダムは、「変形だけですごいのに、動きのタイミングまで完璧」「足が伸びるところまで再現するとは」「お台場みたい」「野生のアナハイム・エレクトロニクスだ」と大好評。ねとらぼ編集部は、つとむニキさんに製作の詳細を聞きました。

こだわりは頭部の小型化とプロポーション

―― ユニコーンガンダムを動かすうえで、どの部分にこだわりましたか?

つとむニキ 前回ねとらぼさんにとり上げていただいてから、原作再現とプロポーションの向上を目指して改良していました。設計の都合上省いてるところは多々ありますが……。

 こだわった点は頭部で、3回改良して今の形になっています。YouTubeのコメントや、見ていただいた人の反応を見て、頭の小型化をしながら原作に近づけました。30分の1スケールの模型を自動で変形させることを考慮すると、原作再現をするには小さすぎて非常に難しかったですね。

10円玉との比較から、頭部の小ささと作業の困難さが分かる

 また、すねも完璧ではありませんが、原作の動きと見た目に近づけて再設計しました。ももの部分だけですが、全長が上がるところもポイントです。

advertisement

―― 製作で苦労した部分は?

つとむニキ  全身を作るとなったとき、見た目のバランスを取るのが大変でした。一応3カ月前に一度全身の変形ができていたのですが、バランスが悪いなどの意見があり、それを意識して改良し続けた結果、今の形になってます。頭の小型化も見た目のバランスを原作に近づけるためですね。

5月時点のバージョン。このときの制御設定は現在も使われているそうです

 動作の制御に調整の余地はあるものの、約半年に渡ったユニコーンガンダムの製作はほぼ完了。つとむニキさんは、次回は2号機のバンシィを完全再現すると宣言しています。

動画提供:つとむニキ(@foresttail924YouTube)さん

おすすめガンダム記事

advertisement

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 母親は俳優で「朝ドラのヒロイン」 “24歳の息子”がアイドルとして活躍中 「強い遺伝子を受け継いだ……」と注目集める
  2. 「Snow Man」の映像が中国で物議→公開停止 所属会社「歴史的事象に対する配慮に欠けた」と中国語と日本語で謝罪
  3. 「その手があったか!」 ほぼ卵焼きだけの弁当?→“まさかのサプライズ”が800万再生 「天才すぎて泣いた」
  4. 「かわいいってこういうこと」 生後1カ月の子猫が暖をとる場所は……幸せしかない姿に「この角度から見るのが最幸」
  5. 「ボットン便所を簡易水洗にしたい」→「どれどれ……」 建設会社スタッフが驚がくした“歴史的遺物”に大反響 「相当貴重なもの」
  6. 「これは悲しい」 Appleが新型「iPad mini」いきなり発売→“まさかの悲劇”がショックすぎ 「本当にタイミング悪すぎた」と同情の声
  7. 「笑い過ぎて涙が」 小学生次男、宿題で先生に不正を疑われる→まさかの原因が530万表示 「じわじわくる」
  8. 「嘘だろおい……」 ペットのイグアナが産卵→食べてみた “衝撃の食リポ”が1700万表示 「驚愕してる」「勇気に脱帽」
  9. 目からウロコの“クリップ活用法”5選! まねしたくなるアイデアに「え、天才」「こんなに便利になるとは……」
  10. ホロライブ・尾丸ポルカが起こした“とんでもない放送事故”で配信画面がどえらいことになり視聴者爆笑 「うわああああ」「ブラクラかな?」