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「特撮アーカイブセンター」が福島県須賀川市に11月3日開館 シルエット怪獣のネーミング募集も
撮影に使用したものが保管されます。
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円谷英二監督ゆかりの地である福島県須賀川市に「特撮アーカイブセンター」が11月3日「文化の日」に開館します。11月3日といえば「ゴジラの日」でもありますね。
「特撮アーカイブセンター」の目的は特撮文化の顕彰と推進。須賀川市は特撮の神様とも称される円谷英二監督の出身地として知られ、「ウルトラマン」や「ゴジラ」とも深い関わりがあります。2013年5月5日には、ウルトラ一族の「M78星雲 光の国」との姉妹都市提携を発表しており、特撮文化に熱心に貢献しています。
同センターでは、特撮で使用された貴重な資料の収集や保存、修復および調査研究を行っていくと発表。詳しい内容については現時点で公表されていませんが、訪問者は特撮について学ぶだけでなく、体験することもできるようです。開館にあたっては、庵野秀明さんが理事長を務めるアニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)も協力しています。
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施設壁面には大きなシルエット怪獣があしらわれ、訪問者を出迎えます。この壁全体に描かれる四足歩行の怪獣は大迫力ですが、名前がまだありません。そこで「認知度向上作戦 第1弾」としてネーミングの募集企画を実施。市内の生徒や居住者、勤務者などを対象に須賀川市らしいユニークな名前を募っています。応募期限は9月14日まで。
11月3日にオープン
特撮資料等を収集、保存、修復及び調査研究し、特撮文化を顕彰、推進することが目的
「特撮アーカイブセンター」については32分30秒あたりから
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