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「特務機関NERV」防災アプリが有料プラン導入 250円と480円の2段階、無料でも利用制限なし

250円のEプランと480円のEEプランがあり、後者には限定コンテンツも用意されています。

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 防災情報アプリ「特務機関NERV防災」で、月額制の「サポーターズクラブ」制度が始まりました。会員プランは、会費が250円のEプランと、480円のEEプラン(税込)の2種類。アプリはこれまで通り誰でも無料かつ広告なしで利用でき、会員は新機能の先行体験など特典を受けられる仕組みです。

 Eプランに入会すると、デジタル会員証が発行され、登録地点数もこれまでの3箇所から6箇所へ増加。新機能をいち早く利用できる「アーリーアクセス」権もあり、早速9月1日から「緊急地震速報の現在地予想」機能が提供開始されています。なお、アーリーアクセスによる機能は、一定期間の経過後に全ユーザーへ無料解放されます。

初期微動新機能で、(P波)と主要動(S波)の到達状況や、現在地の予想震度等が表示可能に

 EEプラン会員は上記特典に加えて、会員限定コンテンツが閲覧可能に。NERV防災の開発の裏側、防災に貢献する活動の取り組みなどが、アプリ内で見られるとのことです。

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 運営のゲヒルンによると、同アプリの年間運営費は約6000万円。別事業の収益でまかなっている現状から、独立採算での継続を実現するために、ユーザーの支援を募りたいと考えたのだそうです。

 ただ、アプリ内広告は通信環境が逼迫(ひっぱく)する災害時に不向き。一部の情報を有料化するのも「あらゆる人にあまねく情報を届ける」アプリのポリシーに反し、一般的なマネタイズ手段は許容できなかったといいます。

 そのため「アプリと開発チームを大切に思ってくださるファンを育て、サポートしてくださる方とともにアプリを成長させていこう」と考え採用した仕組みが今回のサポーターズクラブ制度。今後は支援を受けて開発した新機能を会員向けにいち早く提供し、一定期間後に全ユーザーへ解放するというサイクルで開発を進めるとのことです。

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