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「はじめて見た!」「アハ体験だ」 「標識が変わる瞬間」をとらえた動画がイリュージョンだと話題に(1/2 ページ)

見たことありますか? 「くるり」と変わるんですよ、これが。

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 ワン、ツー、スリー「はいっ」。「え?」「うそ、だろ?」──。「標識が変わる瞬間」をとらえた動画がTwitterで公開され、「初めて見た!」「アハ体験だ!」「マジックのようだ」などと驚きの声が広がっています。撮影者は茎わかめ(@zTnX4X9UPinHF0y)さん。

標識が変わる瞬間

 動画には、街でよく見かける「大型貨物自動車・大型乗用自動車通行止め」の規制標識が映っています。それがどうかしたの……? と思いきや……。


よく見かける「大型貨物自動車・大型乗用自動車通行止め」の標識(画像:茎わかめさんTwitterより、以下同)

 標識がぐるーりと回り出し……。

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あっ! 回り出した

ぐーるぐる

 「車両進入禁止」の標識に早変わり。10秒もかからない早業でした。うわぁ、ホントに何事もなかったかのように変わってしまいました。


「車両進入禁止」の標識に早変わり

 標識ファンの茎わかめさんはこれを撮影するために、標識が変化する時間を調べ、現地に赴いたとのこと。これは一体何なのでしょう。茎わかめさんに話を伺いました。

── こ、これは……何ですか? なぜ変わるのですか?

 これは「可変標識」と呼ばれている規制標識です。時間帯や道路状況に応じて、自動的に標識の内容を変えられるものです。

 この場所は、時間帯により一方通行路の進行方向が逆転する道路の末端にあります。交差点側から一方通行路に侵入できる6時~9時の時間帯は「大型貨物自動車・大型乗用自動車通行止め」の表示に、それ以外の時間帯は交差点側から侵入できないので「車両進入禁止」の表示に変わります。

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 近くにJR仙山(せんざん)線が通っていて、そのガードの下をくぐるので、一般車は通れる6時~9時の一方通行路も大型車は通れないようです。


動画と同じ場所の標識。時間帯によって一方通行路の向きが逆転する(写真:茎わかめさん)

── いつどこで遭遇したのでしょうか?

 宮城県仙台市青葉区葉山町2付近です。2020年8月25日の朝、8時55分~9時の間に撮影しました。

── これをいざ目の当たりにして、どうお感じになりましたか?

 どのように変化するのか、知識としては知っていたのですが、実際に見たのは初めてだったので感動しましたね。

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こちらもすぐそばにある別の可変標識。9時前までは左折ができるようだが……(写真:茎わかめさん)

9時を過ぎると矢印の向きが変わり、左折ができなくなる標識に変わる。罠のようだ……(笑)(写真:茎わかめさん)

 「個人的にはこの可変標識はメンテナンスなどをしてもらい、付近の道路の規制が変わるまで残っていてほしいなと思っています。またこの可変標識を通じて道路標識の面白さが皆さんに伝わればいいなと思います」(茎わかめさん)

 Twitterでは「この瞬間は初めて見た!」「変わってるのは知ってたけど、こんな変わり方をしてたのか」などと標識ファンの間でもかなりの反響。「これは見事なイリュージョン」「へぇぇ! こんなのあるんだ」と初めて知り、驚いた人や興味を持った人も多かったようです。

茎わかめさんが撮影したそのほかの「可変標識」。「時速30キロ規制」から「指定方向外通行禁止」の標識にチェンジ!

 内容がパッと変わるマジックのような珍標識「可変標識」、皆さんの街でも探してみてはいかがでしょうか。そして、標識を見間違わないよう安全運転で!

少年B

画像提供:茎わかめ(@zTnX4X9UPinHF0y)さん
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