ニュース

うほほー何これ? 船が線路を走ってる……!?!? ポーランドの豪快「インクライン」に乗りものファンが大興奮(1/2 ページ)

運河から線路へ、そして線路から運河へダイレクト!

advertisement

 大きな船が陸に上がり……そして線路をそのまま走っていく! うほほー! なかなか見られない「インクライン」の様子が豪快でワクワクします。


船が線路を走る、ポーランドのインクライン設備(RoyAtapattu/YouTubeより、以下同)

 ここはポーランドのエルブロンク運河。インクラインとは、斜面にレールを敷いて台車で貨物や船を運ぶ装置・設備です。レールと車輪を使うので見た目は鉄道、でもそこを走るのは「船(!)」という、初めて見るとギョッとびっくりする光景が見られます。エルブロンク運河には船を運ぶためのインクラインが5カ所あるそうです。

 運河からやってきた船を、ウインチで巻き上げて陸の線路に載せます。船はここから陸の線路上をケーブルカーのような駆動設備で移動して小高い丘を登り、その先の水路まで移動する流れです。

advertisement

 この設備で、船は陸を乗り越えます。水路が分断されるので人や荷物を下ろして別の船に乗せ替えて……ではなく、「ええい、それなら船ごと運んでしまえ」と。そんな豪快さがたまりません。


運河を進む船がやってきた

そのまま陸上に上がる……!!

線路が水中まで敷かれており、台車に乗って船ごと陸上へ

台車で丘を越えて、坂を下ってまた運河へ

 とてもダイナミックな方法に「船好きとケーブルカー好きにはたまらない」「ここはぜひ一度行ってみたい」などのコメントもたくさん。ちなみに日本にもインクラインはいくつか存在し、京都の「蹴上インクライン」は1948年まで琵琶湖疎水を往来する船を運んでいました。


蹴上インクラインの廃線跡(写真:呼んでる渋沢)

 エルブロンク運河では観光クルーズ船も運行。それに乗れば、インクラインを船内で体験できるそうです。船にいながら乗り鉄気分、ポーランドへ行ったならばぜひ体験してみたいですね。


       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. 「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
  4. 「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
  5. 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  6. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  7. 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  8. 放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
  9. 脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」
  10. 父「若いころはモテた」→息子は半信半疑だったが…… 当時の“間違いなく大人気の姿”に40万いいね「いい年の取り方」【海外】