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極右団体Proud BoysのハッシュタグをLGBTコミュニティーが乗っ取る 攻撃的な写真や動画が一変し平和な世界に(1/2 ページ)

長年連れ添ったカップルの写真などであふれています。

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 LGBTコミュニティーが、暴力的に振る舞うことで知られる極右団体「プラウド・ボーイズ(Proud Boys)」が使用するハッシュタグ「#ProudBoys」を奪い返すべく、平和で愛にあふれた写真を大量に投稿する様子に注目が集まっています。

 Twitterで使われているハッシュタグ「#ProudBoys」を検索すると、ゲイカップルの幸せそうな写真がたくさん投稿されています。20年連れ添ったという2人の笑顔や生まれたばかりの娘を紹介する様子などが見られます。

20年一緒にいるゲイカップル「ゲイであることを誇り、ヘイトはいらない」
当時生まれたばかりだった娘さんが今では幼稚園に通っているそうです

 「プラウド・ボーイズ」は米国の極右団体の名称で、ハッシュタグを使い攻撃的な活動の様子を投稿していました。米大統領選の討論会の際、トランプ米大統領が白人至上主義者を非難することを拒否した際に同団体の名前が挙がり、注目が集まっていました。

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 「プラウド・ボーイズ」の名称にある「プラウド」は、LGBTコミュニティーで自らの個性を誇り高いものと賞賛する際に使用されます。LGBTコミュニティーは「プラウド・ボーイズ」のヘイトに反抗する形で、多様性を人々に伝える写真を投稿。現在は極右団体の活動を紹介する投稿はまったく見られなくなりました。

 事の発端は「スタートレック」シリーズのヒカル・スールーなどで知られる俳優ジョージ・タケイ氏の投稿にあるようです。タケイ氏はTwitterにて「ゲイの人々が仲良くする写真やゲイらしいことをする写真を#ProudBoysとタグ付けしたらどうなるだろう」と呼びかけました。その言葉に反応するように、たくさんの写真が投稿され、ハッシュタグの検索結果はこれまでにはなかった平和で幸せな様子であふれています。

投稿の大きな流れを作ったであろうタケイ氏の投稿「ゲイの人々が仲良くする写真を投稿したらどうなるだろう」
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