ニュース
Adobeが発表した漫画制作向け新技術「ComicBlast」がすごい 台本からコマ割りや吹き出しを自動生成
ストーリーさえあれば漫画が描けるかも。
advertisement
Adobeが10月21日から開催している無料オンラインイベント「Adobe MAX 2020」で、漫画の制作などに使える新技術「ComicBlast」が発表されました。実験段階の技術で、実装予定については現時点では明らかにされていません。
ComicBlastは漫画の台本からせりふを自動的に読み取り、コマ割りや吹き出しのレイアウトを行います。配置したコマと吹き出しは大きさや位置を変えるなどの再編集が可能。コマ割り・吹き出しの文字入れといったネーム作業にかかる時間を短縮できそうです。
アナログで書いた下書きを取り入れ、コミック風の加工をしたり、デジタル描画アプリの「Fresco」で彩色したりするのも一瞬です。さらに、セルフイーで撮影した自分の顔にする、話の展開を分岐させるといった機能もあります。
advertisement
また、キャラクターがコマから飛び出す、ズームの動きを加えるなどのアニメーション効果も付けられるとのこと。漫画表現の幅が広がるかもしれませんね。
関連記事
Adobeが写真や動画など約7万点の無料素材を公開 商用利用OK
いらすとや以外の画像も入れたいときに便利。Photoshopに神のごとき「空の置き換え」機能追加 背景の天気や朝夕もワンタッチで自由自在
前景と自然になじむよう調整できます。Adobeのカメラアプリ「Photoshop Camera」がすごい カメラで写した風景にリアルタイムでエフェクト加工
これがフォトショのカメラアプリ!Photoshopで加工した顔写真を見分けるAIツール、Adobeが開発
もとに戻すこともできる。「謎の中毒性」「1回見ただけじゃ分からない」 “はじめまして松尾です”に聞く、「マツオノアニメ」はどうやって生まれたか
本人を直撃しました。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.