Adobeのカメラアプリ「Photoshop Camera」がすごい カメラで写した風景にリアルタイムでエフェクト加工

これがフォトショのカメラアプリ！

[宮原れい，ねとらぼ]

　Adobeのカメラアプリ「Photoshop Camera」のエフェクト合成がちょっとした魔法のようです。現実の空が画面内でリアルタイム編集されてる……！

　Twitterユーザーのふぁるこん（@makotofalcon）さんが実際に使ってみた動画を投稿しており、スマホのカメラで街中を写しつつ、リアルタイムで“空を変える”様子がみられます。アプリが自動で空を検知し、その部分にだけエフェクトを合成することで、建物などはそのままで「青空」の種類を変更しています。

どちらの空も自然過ぎて言われないと気づかないレベル

　さらに「ナイトシフト」のエフェクト効果を適用すれば、一気に街が夜に変わります。空と建物を区別しているので、現れた“月”を建物の後ろに隠すことも可能です。空との境目がうっすら白くなってしまっていますが、リアルタイムとは思えない精度の背景合成に驚きます。

ナイトシフトは全体的に夜のエフェクトが。雰囲気すごい

タイムラプスで撮影された星空のようなエフェクトも。そのままカメラを動かしてもOK

　その他にも空に「虎」を浮かび上がらせたり、人物用のエフェクトがあったりと、いろいろ楽しめそうなこのカメラアプリ。現在はまだ先行ユーザー限定とのことで、今後の正式リリースが待たれます。プレビュー版についてはAdobeの公式サイトをチェックしましょう。

夢の世界のような空にも

画像提供：@makotofalconさん