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“黒歴史”をあえて振り返る:小中学生のころに描いていた交換漫画を読み返してみたら大ダメージをくらった(1/3 ページ)

開けたくなかったタイムカプセル。

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 こんにちは。ライターのひーこです。子どものころに友人と交換漫画を描いていたことがあるのですが、なんとその漫画が友人の手元で未だに保管されていることが発覚しました。

 実は友人のたびー(@bookmark_tb)は当時から漫画家を志しており、20歳のときに本当に月刊誌でデビューしました。そんな彼女と交換漫画をしていたのは、小学校高学年~中学校のはじめぐらいまで。中二病にもさしかかっている年頃ですし、何より画力の面でこの漫画は黒歴史がつまったダークマターと言えるでしょう。


よく残ってたな!

 そして今回、互いを道連れにする「交換漫画読み返し会」が実現しました。交換漫画なので、交代でダメージをくらう地獄のような会です。

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左のたぬき:たびー 右の人間:ひーこ


実はさ、今日この会をやるにあたって、念のためざっと読んできたのよ。


つっこみポイントが細かくメモしてある。えっそこまでする?


うそ。地獄の下見してきたの? メンタル強すぎない?


とっさに面白いコメントできるか不安だったんだもん。最初はひーこの担当だったよね、さあ行ってみましょうか。

交換漫画のあらすじ

主人公のポンコツ天使(キューピッド)「シロ」は、神様からとある男女をラブラブカップルにする任務を言い渡される。しかし任務の途中、大切なポプリの矢を、任務と無関係の中学生「井上早紀」に当ててしまう。早紀に姿が見えるようになってしまったシロはやむを得ず正体を明かし、早紀に協力してもらいながら任務成功を目指す。

1ページ目から大ダメージ


(ひーこ担当/神様が任務の説明をするシーン)


うわあああああああああ!!(思わずノートを閉じる)


わかるわかる、「あああああ」ってなるよね。

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ちょっとリアルでシリアスな神様を、頑張って描こうとしてる……!!


なんで神様がゴム手袋してるの?


いやちょっと無理だ、自分の作品として見られない。親戚の子が描いたみたいな気持ちで見ないとダメだこれ。


(ひーこ担当/めんどくさがりなシロが、嫌々任務に向かうシーン)


なんか不思議な感覚。自分の頭では全然覚えてないんだけど、読んでみたら「ああ、これは間違いなく自分の犯行だ」って実感が湧き起こってくる。

描き分けなんてできない


この次から私だよね。

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そうだね。ちょっと場面が切り替わるから、ここで渡そうってなったんだと思う。


(たびー担当/もう一人の主人公、早紀の登場シーン)


早紀の友達として女の子がもう2人出てくるんだけど、全然描き分けできてないな……。


みんな同じ顔やんけ!

当時好きだった漫画家の絵を真似する


ひーこは割とデフォルメなしで描こうと頑張ってるよね。この辺の横顔とか。


(ひーこ担当/みんなには見えていないシロと会話している様子をまわりに見られ、怪しまれるシーン)


この横顔は絶対春田なな先生意識だ……。当時りぼんっ子で、大好きだった春田なな先生の描き方を参考にしてるんだと思う。ところどころで当時読んでた漫画の影響を受けてる節があるね。

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私はちゃおっ子だったなあ。月のお小遣いが500円とかだったから、ちゃお買ったらもうほとんど何も買えなかった。


小学生にとって漫画って高いもんね。


そうそう。でもお気に入りの漫画を友達に勧めたくて、1巻だけ買って誕生日にプレゼントしたりしてた。「これでハマって、そのまま続刊を買ってくれたらうれしい」という気持ちで。


すでにオタクの布教の仕方なんだよな。

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