ニュース

上越妙高駅「上越後弁当」(1350円)~駅員さんと共同開発! 北陸新幹線5周年記念駅弁!

毎日1品、全国各地の名物駅弁を紹介! 新潟県・上越妙高駅「上越後弁当」です。

advertisement

【ライター望月の駅弁膝栗毛】(初出:2020年4月1日)


E7系新幹線電車「はくたか」、北陸新幹線・上越妙高~飯山間

3月14日で、金沢開業5周年を迎えた北陸新幹線。

東京~金沢間は、約4時間かかった上越新幹線「とき」と特急「はくたか」の乗り継ぎから、大幅に短縮されて、停車駅の少ない「かがやき」で最速2時間28分となりました。

advertisement

また、飯山、上越妙高、糸魚川、黒部宇奈月温泉といった途中駅には、概ね毎時1~2本の「はくたか」が停車し、首都圏からの交通の便が大幅に向上しました。


上越妙高駅「駅弁 山崎屋」

なかでも、新潟県上越地方の玄関口となったのが「上越妙高駅」。

高田・直江津など都市部のある上越市と、赤倉温泉や高原リゾートのある妙高市の中間にあった旧・信越本線の脇野田駅を改称する形で、新幹線開業と共に誕生した駅です。

長年、直江津駅の駅弁屋さんとして親しまれてきた「ホテルハイマート」も、上越妙高駅に「駅弁 山崎屋」を出店し、新たな駅弁の販売拠点となっています。


上越後弁当

この「ホテルハイマート」とJR上越妙高駅の駅員さんが共同で開発した、北陸新幹線5周年記念駅弁「上越後弁当」(1350円)が、3月14日から1000個限定で販売されています。

advertisement

掛け紙には、残雪の妙高山麓の「跳ね馬」、高田ゆかりの桜の花が舞う水田地帯のなかを、大きくE7系新幹線電車が駆け抜けて行く様子が描かれています。

「1350円」という価格設定は、1を上越の「J」に見立て、350で「みょーこー」なんだとか。


上越後弁当

【おしながき】

  • 五目ちらし 姫竹醤油煮 グリーンピース
  • 焼き銀鮭
  • かまぼこ
  • 厚焼き玉子
  • 天ぷら(ゲンギョ、もずく、かに風味かまぼこ)
  • メギスフライ
  • 煮物(にんじん、かぼちゃ)
  • にしん昆布巻き
  • ミニトマト、サラダ菜、ブロッコリー
  • 野沢菜わさび漬け
  • あんころもち

上越後弁当

ふたを開けてまず、その大ボリュームにびっくり! この1350円は「破格」です!!

とくに「幻魚(ゲンギョ)」という上越らしい深海魚が1匹丸々天ぷらになっているのに加えて、これも上越の味・メギスがフライで入って、魚選びが自慢の「ホテルハイマート」らしい駅弁。

advertisement

「さけめし」の焼鮭、かまぼこ、厚焼き玉子と、幕の内の三種の神器もしっかり入っています。

さらに、ご飯が酢飯ですので、上越の海の幸と共に、箸が進んで進んで止まりません!


上越後弁当

上越妙高駅で北陸新幹線「はくたか」と接続して、鯨波の海岸を行く特急「しらゆき」号。

「上越後弁当」は、上越妙高駅の「駅弁山崎屋」での販売です。

都市部との移動が厳しい時期、地元のみなさんの支えが駅弁屋さんの励みとなっています。

advertisement

家の近所で地元の「駅弁」が手に入る方は、ぜひ地元の「駅弁」を我が家で味わいながら、「地元のいいところ」を再発見してみてはいかがでしょうか。

連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史

昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。

駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/


おすすめ記事

Copyright Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
  2. まるで星空……!! ダイソーの糸を組み合わせ、ひたすら編む→完成したウットリするほど美しい模様に「キュンキュンきます」「夜雪にも見える」
  3. 大谷翔平、インスタ最新投稿で活躍シーンのハイライト公開 一瞬映る“妻・真美子さんと母・加代子さんの笑顔満開ハイタッチ”に注目
  4. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  5. 「ディズニーのそういう所だよ」 1歳息子、初ディズニーで言われた“まさかの一言”は…… キャストの愛ある“神対応”が656万表示
  6. 「ちょっと怖い!!」 ミニトマト“1粒”を土に埋めて1カ月育てたら…… → “予想外の光景”に驚がく 「そうなるとは」
  7. 「2度とライブ来るな」とファン激怒 星街すいせい、“コンサート演出の紙吹雪”が「3万円で売買されてる」 高値転売が物議
  8. 330円で買ったジャンクのファミコンをよく見ると……!? まさかのレアものにゲームファン興奮「押すと戻らないやつだ」
  9. 自宅のウッドデッキに住み着いた野良の子猫→小屋&トイレをプレゼントしたら…… ほほ笑ましい光景に「やさしい世界」「泣きそう」の声
  10. 大量のハギレを正方形にカット→つなげていくと…… “ちょっとした工夫”で便利アイテムに大変身! 「どんな小さな布も生き返る」