【好きなゲームが世間のクソゲーな人インタビュー】ゲームに関してはマゾなので体の相性が良いんですよ、「ロックマンX6」とは(1/2 ページ)
「欠点とされる部分もひっくるめて魅力的」で、個人的にはシリーズ最高傑作だとか。
年末企画「自分の好きなゲームが世間ではクソゲーと言われている人インタビュー」。今回は2001年にPS向けソフトとして発売された「ロックマンX6」ファンの方にお話を伺いました。
企画:好きなゲームが世間のクソゲー
「これはクソゲー」「あれはクソゲー」と世間は気軽に言うけれど、遊び方も感性も人それぞれ。むしろ、そんな風に言われている作品の魅力を知っている人に話を聞いてみよう。Twitterで募集をかけたら、2~3人くらい手を上げてくださるのでは?
……と思っていたら、100人くらいから連絡が来ちゃった企画です。編集部のリソース的に可能な範囲で記事化。1日1本ペースだと公開しきるまでに数カ月かかるので1時間に1本ずつ公開します。
「ロックマンX6」(ヨウイチロウさん/@radioto_416)
私が愛してやまないのにクソゲーと揶揄(やゆ)されるゲームは、「ロックマンX」シリーズ6作目「ロックマンX6」です。私は最高傑作だと思っていたのですが、当時普及し始めていたネットで評判を見たら……。今でも評判の良くないタイトルですね。
このゲームの魅力
まず、ステージBGMが全シリーズ中でも群を抜いてカッコよく、基本の8ステージは名曲ぞろいです。それから、キャラクターのカスタマイズ性が高く、個性的な性能のアーマーを使ったり、プレイスタイルに合わせたスキルを選んだりと楽しめます。
そして、一番の魅力は「やり込む余白」があることです。歴代最強とうたわれるボスが2体もいるなど、全体的に難易度が高く、初見一発クリアは難しいと思います! しかし、これはクソゲーと言われてしまう理由でもあります。
世間ではクソゲーと言われている理由
「難易度が高い」と言いましたが、初期作品のような難しさとは違い、もはや理不尽と思われるようなステージやシステムも。クリア不可能になってしまう場合もあります。
そのような批判には納得しています。私もプレイしていて、イライラすることがありますから。でも私、ゲームに関してはすっごくマゾなので体の相性が良いんですよ、「X6」とは。
難しい分、クリアできるようになったときの快感がありますし、BGMもカッコいい。「テンポも悪ければボスも強い、だがそこが良い」という風に、欠点とされる部分もひっくるめて魅力的、周回して何度も何度も挑戦する価値があるゲームだと思っています。
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