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新津駅「新潟和牛弁当」(1130円)~自家製めんつゆで仕立てた和風牛肉駅弁!

毎日1品、全国各地の名物駅弁を紹介! 新津駅「新潟和牛弁当」です。

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新津駅「新潟和牛弁当」(1130円)

【ライター望月の駅弁膝栗毛】(初出:2020年2月18日)


キハ40・47形気動車・普通列車、磐越西線・馬下~猿和田間

磐越西線を走るキハ40系列のディーゼルカー。

25年前の平成7(1995)年、ディーゼル機関車がけん引する客車列車がなくなってからは、磐越西線の主力として活躍してきました。

国鉄時代の雰囲気をよく残した車両もあり、乗り込めば、一昔前の懐かしい雰囲気です。

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これらの車両も、3月のダイヤ改正で新型車両への置き換えが発表されています。


GV-E400系気動車・普通列車、信越本線・荻川~さつき野間

国鉄形気動車に代わって、新潟地区に登場しているのは、GV-E400系気動車。

見た目の近未来感もさることながら、車内のボックスシートの間隔が拡大されて、ゆったりと座れるようになり、内装も新潟らしく朱鷺色のピンクを基調としたシートになりました。

また車内放送も、日本語・英語対応の自動放送が導入された他、車いす対応トイレや、LED照明など、新型車両ならではの設備も兼ね備えています。


新潟和牛弁当

さて、“いまどきの駅弁”と言えば、依然として牛肉系駅弁は、根強い人気があります。

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磐越西線の始発駅・新津を拠点に駅弁を製造している「三新軒」の牛肉駅弁と言えば、「新潟和牛弁当」(1130円)。

包装には、「自家製めんつゆ仕立て」「新潟県産和牛の深い旨味と、相性のいいゴボウを“めんつゆ仕立て”で丹念に仕上げました」という言葉が記されています。


道の駅・花夢里にいつ(2014年撮影)

じつは三新軒、駅そば屋さんは展開していませんが、新津駅からバスで20分のところにある「道の駅・花夢里にいつ」で、「川根のたぬき小屋」という飲食店をやっています。

こちらではそばやうどんなどの麺類も出しており、“自家製めんつゆ”というのも納得。

ちなみに、道の駅の一角には、「日本チューリップ発祥の地記念碑」も建てられています。

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日本でチューリップ球根の商業的な栽培が始まったのは、この辺りなんだそうです。(参考)新潟市ホームページ


新潟和牛弁当

【おしながき】

  • 白飯(新潟県産)
  • 新潟和牛ごぼう煮
  • 玉子焼き
  • 菜の花の油炒め
  • 大根桜漬け

新潟和牛弁当

新潟県内で育てられた黒毛和種で、品質規格等級がA3、B3以上の「にいがた和牛」。

この「にいがた和牛」をメインにごぼうを入れて、オリジナルのめんつゆで味付けしたという牛肉煮が、新潟県産コシヒカリの白いご飯の上にたっぷりと載っています。

「新潟和牛弁当」は、和風の味付けが楽しめる駅弁。

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牛肉駅弁は各地にあれど、味付けへのこだわりは、各社でまったく異なるのが面白いですね。(参考)新潟県ホームページ


キハ110系気動車・普通列車、磐越西線・東新津~新津間

磐越西線では、キハ40系列の気動車と共に、キハ110系気動車が運行されています。

JR生まれのこちらの車両は、3月のダイヤ改正以降も、引き続き活躍の予定。

ボックス席の窓にもしっかりカーテンが付いていたり、バブルの残り香も少し感じられます。

汽車旅の雰囲気を残してきたローカル線でも、いよいよ進んできた世代交代。

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改めて“明治は遠くになりにけり”ならぬ、“昭和は遠くになりにけり”と感じる令和の春です。

連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史

昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。

駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

※新型コロナウイルス感染症に関する最新情報は、厚生労働省、内閣官房、首相官邸のWebサイトなど公的機関で発表されている情報も併せてご確認ください。

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