「極上の秘密基地?」「果樹園仕様が変態すぎる」 自動車メーカーがオートサロンで披露するはずだった「ブッ飛びカスタムカー」まとめ(2/3 ページ)
中にはやり過ぎってほどの変態カーも。
ダイハツの魔改造「果樹園ハイゼット」がホントにサーキットを爆走
ダイハツは、オートサロンに出展予定だったカスタム車両「ハイゼット ジャンボ スポルツァVer.」と「コペン スパイダー」を披露(関連記事)。人気レーシングドライバー・谷口信輝選手の手によってサーキットを爆走しました(いいなぁぁぁ)。外観だけのショーカーではなく、ホントにサーキット(ゆくゆくはラグナセカ)を攻めるべく、ガチ製作していたのに驚きです。
ハイゼット ジャンボ スポルツァVer.は、果樹園で活躍する軽トラにインスパイアされ、屋根をぶった切ったオープン仕様です。
サーキット走行に向けて、バケットシートを入れ、軽トラレース用車高調整式サスペンションに代え、コペン用大径ディスクブレーキに換装し、15インチの鍛造アルミホイール+セミスリックタイヤ装着。ビタローニミラー、追加メーター、クイックリリース式ステアリングホイール、コークススクリューに敬意を表した「ラグナ青果」のステッカー(しかも文字を照らすとフルーツの絵がうっすら見える、無駄(?)にすごい特殊仕様)、チョコモナカジャンボアイスの模型(お、おう)などのこだわり装備も盛り込みました。
「いろいろぶっこんでますよね」(谷口選手)
「屋根取っちゃったので、顔(!)がズレないように補強バーも入れていますよ。まじめに開発し、ちゃんと動くことをアピールしたかったのです」(ダイハツデザイン部の米山さん)
試乗した谷口選手によると、ハイゼット ジャンボ スポルツァVer.は「おっせぇ(笑)」。「でもね、何かね、かわいいね。どんどん愛着がわいてくる」「珍車って危なそうな雰囲気があるけれど、これは全然安心」「世の中のクルマが全部軽トラになったら、世界は平和になる。たぶん交通戦争も事故も起きない。そんくらいスゲー平和だった」とのことです。
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