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シザーハンズに息子がいた! 2世登場のエモすぎるCMに「時間が一気に引き戻された」「2時間の映画を作ってくれ」

キャストの複雑な関係にツッコミも。

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 1990年公開の映画「シザーハンズ」を基にした新作CMが、2月8日に公開。ティモシー・シャラメがエドガーことシザーハンズ2世に扮(ふん)し、オリジナル版ヒロインのウィノナ・ライダーが母親を演じる高級車ブランド「キャデラック」制作のCMで「時間が一気に引き戻された」「子ども時代を思い出す」と当時を知る世代を中心に話題となっています。

30年ぶりのシザーハンズ

 「シザーハンズ」は両手がハサミの人造人間エドワードと、普通の女の子キムの淡い恋を描いた作品。ティム・バートン作品らしく周囲になじめない異形の存在の苦悩を表現し、アウトサイダーたちから多くの共感を得ました。のちに名コンビとして何度もタッグを組むティム・バートン監督がジョニー・デップを主演に据えて撮った初作品で、両者の代表作として広く知られています。


エドガー・シザーハンズ(画像はYouTubeから)

 両手がハサミのエドガーは周囲になじめず、バスに乗ろうとすれば乗車拒否され、級友からパスされたフットボールも刃先が突き刺さってぺちゃんこに。エドワードは庭木や髪を個性的にカットして人気を得ていましたが、サンドイッチ店のアルバイトでは受け入れられず……。苦難の多い生活を送るさまが描かれ、視聴者に当時の切なさを思い出させることとなりました。

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自分の顔すら傷だらけにしてしまう悪癖も父親譲り(画像はYouTubeから)

 オリジナル版の空気を受け継いだCMに「時間が一気に引き戻された」と思い出に浸るファンが続出。「この映画が何十年たってもみんなの心に残っていることがとてもうれしい」「ティモシーを見つめるウィノナの瞳から、過ぎた日々が感じられた」とノスタルジーに浸っています。

 新たなシザーハンズとなったティモシー演じるエドガーに「何を演じていても美しい」「乗車拒否されるシーンで私の心が死んだ」とガッチリハートを捕まれるファンも多く「いますぐ2時間の映画を撮ってくれ」というリクエストが多く投稿。エドワードが街を去る切ないエンディングを思い出し「父子がそばにいられないことが悲しい」「ジョニー・デップも出てほしかった」と共演が熱望されています。


ジョニー・デップ主演のオリジナル版(画像はAmazon.co.jpから)

 30年越しにかなった続編は、現地時間7日に開催された全米フットボールリーグNFLの決勝戦スーパーボウル中継の合間に放送。CMに登場した車「LYRIQ」は現時点で実用段階に至っていませんが、キャデラックは「誰でもハンズフリーで便利に楽しめる」新テクノロジーの魅力を、シザーハンズを通じて伝えたかった旨を公式サイトで説明しています。ウィノナも再登板の理由を、従来ガソリン車より環境に優しい電気自動車の存在をより広めたかったからだとのコメントを米Varietyに寄せました。

 またバートン監督も同CMについて「誇りと思える作品が30年を超えてもなお息づいていて、さらに進化するとはまれなこと」とのコメントをメディア向けに発表。エドガーというキャラが新しい世界になじもうとする姿を見られてうれしいとの感想を述べ、新旧のファンに楽しんでほしいと伝えました。

 なお一部のファンは、ウィノナが1990年代にジョニーと交際していたことを思い出し、さらにティモシーとジョニーの娘リリー・ローズと付き合っていたことに言及。コメント欄では「ジョニー・デップの元カノと、ジョニー・デップの娘の元カレが共演」と人間関係の複雑さへのツッコミも散見されます。

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