映画「ホーム・アローン」で主人公のケビン・マカリスターを演じた俳優のマコーレー・カルキンが、28年ぶりに同作を再演した動画が12月19日にYouTubeで公開され、1日で500万回に迫る勢いで再生されるなど大きな反響を集めています。
米Googleが公開した「Home Alone Again with the Google Assistant」は、“Googleアシスタントが存在する「ホーム・アローン」”というIFの世界を描いたパロディー動画となっています。
オリジナルの「ホーム・アローン」は、とあるトラブルからクリスマスに1人家に取り残されてしまった当時10歳のカルキン演じるケビンが、日用品を駆使したトラップの数々により2人組の泥棒から家を守る痛快な作品。動画では、38歳のカルキンが“中年化したケビン”となり、Googleアシスタントの力を借りながら泥棒を退けるストーリーがオリジナルへのリスペクトあふれる形で再現されながら描かれています。大人になってもクリぼっちつらい。
ケビンがベッドでぴょんぴょん飛び跳ねた後に「イテテ」と腰を押さえる場面など、加齢を感じさせる演出もありますが、ケビンを演じるカルキン自身は死亡説が出ていた頃に比べてだいぶ元気そう。動画の最後ではGoogleアシスタントに「ケビン作戦」の実行を指示し、ある仕掛けにより泥棒を追い返します。オリジナル「ホーム・アローン」を見た人なら“ああ、このシーン!”と懐かしく感じることでしょう。
1990年に出演した「ホーム・アローン」が世界的大ヒット作となり、1992年の続編「ホーム・アローン2」も大ヒットとなりましたが、その後、彼の稼いだ報酬を巡る両親の裁判とそれをきっかけとした子役引退、本人の結婚と離婚、役者復帰後のドラッグ所持による逮捕、激やせとそれに伴う死亡説をへて、2016年頃から俳優活動を再開していました。そんな激動の人生を送ってきたカルキンだけに、同作の再演には感慨深いものがあります。
(五月アメボシ)
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