金ねぇ金ねぇ金ねぇわ！　霜降り明星・粗品、「うっせぇわ」の“借金替え歌”がリアルすぎて才能の無駄遣い（1/2 ページ）

　お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品さんが2月11日にYouTubeを通じて、女子高生シンガーAdoさんのヒット曲「うっせぇわ」を替え歌カバーで披露。ギャンブル漬けで首が回らない様子を巧みに織り込み、12日12時半現在で再生回数71万回以上をたたき出しています。これ中毒性あるわ。

　自身のYouTubeチャンネルで、初音ミク使用のオリジナル曲やウルフルズ「借金大王」の替え歌などを公開してきた粗品さん。今回は、Adoさんと個性派ボカロPのsyudouさんによるハードな同曲を、アコギ1本でフォーク調にアレンジしています。

　ボサボサ髪のままで現れた粗品さんは、Adoさんの伸びやかな歌とはまるで違う低めのダミ声で、「ちっちゃな頃からパチンカー」「気付いたらスロット打っていた」と、ギャンブラー遍歴をコミカルに紹介。「給料日前に生活費持ち合わせる訳もなく」「でも遊び足りない 金が足りない」と、社会の上下関係ではなく賭け事が招いた金欠のやるせなさを悲哀たっぷりに訴えます。

　原曲の小気味よい調子に合わせて、「最新台のスペックは当然の把握」「大口投票の動向もチェック」などと、遊びに巨額の資金を惜しげなく投じてきた者ならではのルーティンを並べ立てた後、元歌詞の「うっせぇわ」を「金ねぇわ」に替えてたたみかけるように熱唱。「負けても負けても辞められない」「胴元からしたらカモね～」と、いっこうに抜けられる気配がないギャンブラー生活を自虐混じりに歌い上げていました。「カモね～」の部分上手すぎでしょ。

　粗品さんの替え歌を聞いたファンからは、「間違ってもM-1王者とは思えない」「おおよそ地上波出てる芸人とは思えない」と、バラエティーの場で活躍する売れっ子らしからぬ無軌道な生活ぶりに驚嘆する声や、「才能の無駄遣いで笑う」「お笑いや音楽の才能と引き換えに理性を失った男」「こんなに才能豊かな人でもギャンブルには負けてまうんやな」と、楽曲の完成度と反比例した内容のハチャメチャ加減にツッコむ声が次々上がっていました。