【まさかアレルギーじゃないと思ってた】輪ゴム、イヤフォン、スニーカー…… 身近なもので反応するラテックスアレルギー(1/2 ページ)
身近な製品に使われている天然ゴムのアレルギー。
アレルギーに気付いた体験談を、ねとらぼ読者に伺う企画。今回は天然ゴム製品に反応するラテックスアレルギーがある方のお話を伺いました。
美容院の耳カバー、イヤフォン、スニーカー、ゴム手袋、採血後の止血バンド……
ラテックスアレルギーは意外なモノで発症するので注意喚起になればと思い、体験談の投稿です。
私が初めてこのアレルギーが出たのは、たぶん小学生のときの輪ゴムだと思います(現在は43歳です)。その他にも……
- 美容院で髪を染めたり、パーマを当てたりするときに使う輪ゴム付きの耳カバーがかゆい
- 手首にはめたままにしていた輪ゴムでミミズ腫れ
- 採血後の止血バンドでかぶれ
- 炊事用ゴム手袋でかぶれ
……といった経験をしていたのですが、単純に肌が弱いのだと思っていました。
―― アレルギーとは思っていなかった、と。
これはアレルギーなのでは、と気付いたきっかけは「中国製のビーチサンダルでアレルギーを発症した」という事例のニュースを目にしたこと。ちょうどそのころ、素足でスニーカーを履いたら、きれいに靴底のゴムの形にかぶれたんですよね。
病院に行ったら、ラテックスアレルギーとの診断を受けました。
―― アレルギー対策のために注意していることはありますか?
ゴムっぽい製品は成分を確認したり、ラテックスフリー表記のものを選んだり。先述の通り、ラテックスはスニーカーの中、イヤフォンの先っちょのムニムニ(イヤーピース)、採血後の止血バンド……と、気付きにくいところに潜んでいます。
私はアダルトビデオメーカー勤務なのですが、職業柄思い当たるところだとコンドーム、ボンテージなどですね(笑)。ラテックスアレルギーの自覚がある女優さん、けっこういます。
もう1つ、私が盲点だったものを挙げると、バイクのハンドル。今までは平気だったんですが、この冬ハンドルヒーターを付けたら、手汗と反応して発症してしまいました。今は、テニスラケットのグリップテープ(革製)を巻いて対策しています。
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