ニュース

「いい弁護士は性格が悪い」 『闇金ウシジマくん』真鍋昌平の新作は偏屈な“クセ者”弁護士を描く漫画(1/2 ページ)

新たなダークヒーロー誕生。

advertisement
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 『闇金ウシジマくん』の真鍋昌平さんが描く新作漫画『九条の大罪』1巻(小学館、税別591円)が2月26日に発売されました。厄介な案件ばかりを引き受ける弁護士を描いた物語です。


『九条の大罪』

 主人公の九条間人(たいざ)はビルの屋上でテント生活をしているバツイチの偏屈な弁護士。顧客は半グレ、ヤクザ、前科持ちなどが主で、ネットでは悪徳弁護士とたたかれています。

 「いい弁護士は性格が悪い」。作中でそう言われているように、九条は腕はいいようですが性格は難あり。飲酒運転でひき逃げした半グレの弁護を引き受けたときには、「被害者は死んでたほうがいい」「被害者の供述あると厄介だ」とギョッとするような発言。証拠の隠滅の指示までします。

advertisement

人格を疑われるような発言も

証拠隠滅の指示まで

 一見すると世間の評判通りの悪徳弁護士に見える九条ですが、あくどく金もうけをしているわけではなく、金にならない弁護も引き受け、時には元上司の悪徳弁護士に立ち向かうことも。

 「思想信条がないのが弁護士」「道徳上許しがたいことをしても依頼者を擁護するのが弁護士の使命」「依頼人を貴賤や善悪で選別しない」――作中の九条の言葉からは彼なりの“筋”が見えてきます。何が彼をそう駆り立てるのか、タイトルにある「大罪」とは……クセの強い脇役たちやアングラな雰囲気と相まって、引き込まれていく物語です。


ネットでは悪徳弁護士とたたかれている九条

「思想信条がないのが弁護士」。そこに彼の“筋”が

(C)真鍋昌平/小学館

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. フォロワー20万人超の32歳インフルエンサー、逝去数日前に配信番組“急きょ終了” 共演者は「今何も話せないという状態」「苦しい」
  2. 結婚相手を連れてくる妹に「他の人に会わせられない」と言われた兄、プロがイメチェンしたら…… 「鈴木亮平さんに見えた」大変身に驚がく
  3. 「2007年に紅白出場」 38歳になった“グラビア界の黒船”が1年ぶりに近影公開→驚きの声続々
  4. 「これは悲劇」 ヤマザキ“パンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実 投稿者にその後を聞いた
  5. 「全く面影がない」 浜崎あゆみ、46歳でのライブリハ姿が驚き呼ぶ……雰囲気変わった“若返り”ショットに「えっ本人?」
  6. 「どうやったら今の顔に???」 “顔面国宝級”と呼ばれる美容外科医が“整形前”の姿公開し衝撃広がる 「どんな人でも変われる」とメッセージ
  7. 30万で買ったゴムボートで釣りに出てみたら、岸からたった5分で…… “異世界”との遭遇に「腹抱えて笑ってしまいました」「ガチの異変が」
  8. 天皇皇后両陛下主催の園遊会、“お土産”に注目 ジョージア大使「大好物です」「娘たちからも大好評」
  9. 顔の半分は“韓国っぽい”メイク、もう半分の仕上がりに驚がく 同一人物と思えない半顔メイクが1215万再生「すげえ」「神か!!」
  10. イヤになるほど雑草ボーボーの庭が、プロがやってる“ある対策”で…… 驚きの効果が140万再生「凄すぎ」「感心しました」