渡辺直美、東京オリンピックの侮辱演出騒動にコメント 「最初に聞いていた演出とは違う」「私自身はこの体型で幸せです」(1/2 ページ)
渡辺さん「私自身正直驚いております」。
お笑い芸人の渡辺直美さんが3月18日、東京オリンピック・パラリンピック開閉会式の不適切演出案に関する騒動について、吉本興業を通じてコメントを発表しました。
東京オリンピック・パラリンピック開閉会式の演出を統括する佐々木宏さんが、渡辺さんの容姿をブタに例えた演出案を提案していたことに批判の声が殺到していた今回の騒動。佐々木さんは18日、「渡辺直美さんに対しては、大変な侮辱となる私の発案、発言となること。これは取り返しのつかないことです。心から反省して、ご本人、そして、このような内容でご不快になられた方々に、心からお詫び申し上げます」と大会組織委員会を通じて謝意を述べ、辞任の意を表しました(関連記事)。
騒動に対して渡辺さんは、「オリンピックの件ですが、去年、会社を通じて内々に開会式への出演依頼をいただいておりましたが、コロナの影響でオリンピックも延期となり、依頼も一度白紙になったと聞いておりました」とまずは自身の立場を説明。「それ以降は何も知らされておらず、最初に聞いていた演出とは違うこの様な報道を受けて、私自身正直驚いております」と問題となっている演出案は報道が出るまで知らなかったことを明かしています。
また容姿を侮辱するような演出案に対しては、「表に出る立場の渡辺直美として、体が大きいと言われる事も事実ですし、見た目を揶揄されることも重々理解した上でお仕事をさせていただいております」と“自分自身に限った”容姿イジリには寛容な姿勢を示した渡辺さん。「実際、私自身はこの体型で幸せです。なので今まで通り、太っている事だけにこだわらず『渡辺直美』として表現していきたい所存でございます」と思いもつづっています。
最後には、「ひとりの人間として思うのは、それぞれの個性や考え方を尊重し、認め合える、楽しく豊かな世界になれる事を心より願っております」「私自身まだまだ未熟な部分もありますので、周りの方にご指導いただきながら、これからも皆様に、楽しんでいただけるエンターテイメントを作っていけるよう精進して参りたいと思います」などまっ直ぐな言葉を残しています。なお渡辺さんは2021年4月から活動拠点をアメリカに移し、本格的に海外での活動を始めることを発表してます(関連記事)。
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