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「父さんは社長なんだ」 転校生の見え見えのウソ、スルーできなくて…… ケンカして友情が生まれる漫画に胸がぎゅっとなる(1/2 ページ)
見栄を張りたくなるんだよ。
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「俺の父さんは3つの会社の社長なんだ! だから小遣いは毎月1万円」と見栄を張る転校生と友達になる漫画が、胸をぎゅっと締め付けてきます。小学生にありがちなやりとりに、どこか懐かしい気分にもさせてくれます。
主人公のクラスに、転校生がやってきました。転校生は自分の家が金持ちであるかのような自慢をしてきます。けれども自宅に行ってみるとボロボロの小さな家。「今日は雨で現場が休みだから」とお父さんが肌着姿で出てきました。「アイスでも食え」と渡されたお小遣いは30円。そう、この転校生の自慢話、すべてウソです。
「いつもはもっとくれるんだけど……」と弁解する転校生。新しい学校でなめられないようにという意図は分かっても、ウソをスルーできなかった主人公。「金持ちぶってんじゃねーぞ」と取っ組み合いの大ケンカが始まります。言いたいことをぶちまけてケンカが一段落すると、気持ちも少し落ち着いた様子。主人公は「駅前の駄菓子屋に売ってるよ…30円のアイス」と誘います。
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最終的にわかり合い、2人は親友に。この漫画に涙腺がゆるんだ人もいるようで「胸の奥がギュッとするお話」「もう、寝る前に…泣いちゃうじゃないですか」といった反応が寄せられています。
作者は、仲曽良ハミ(@nakasorahami)さん。“懐かしいあの頃”を描いた作品を中心に、さまざまな漫画を投稿しています。
作品提供:仲曽良ハミ@思い出漫画家(@nakasorahami)さん
(高橋ホイコ)
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