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サンド伊達、走者辞退が続く聖火リレーに「盛り上げる役割をしたい」 五輪開催への希望も明かす

体調不良やスケジュールなどの理由で出走を断念する人が出ていました。

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 お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきおさんが3月25日にブログを更新。同日から始まった聖火リレーと、夏に開催予定の東京2020オリンピック・パラリンピックへの思いをつづりました。


2019年開催のイベントにアンバサダーとして出席した際の写真(画像はサンドウィッチマン伊達みきおオフィシャルブログから)

 女優の石原さとみさん、女子射撃選手の田口亜紀さん、男性柔道家の野村忠宏さんとともに聖火リレー公式アンバサダーとして任命されているサンドウィッチマン。アンバサダーのメンバーとは交流を深めているようで、2019年開催の「東京2020オリンピック1年前セレモニー」へ出席した際は、伊達さんは相方の富澤たけしさんとともにブログで仲むつまじい様子を伝えていました(関連記事)。


東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦さんとの3ショット(画像はサンドウィッチマン伊達みきおオフィシャルブログから)

 COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染拡大の影響で延期となった東京2020オリンピック・パラリンピック。聖火リレーも、体調不良で出走を断念した元サッカー選手の澤穂希さんをはじめ、窪田正孝さんやアイドルグループ・TOKIOなど、ランナーとして走る予定だった芸能人たちが参加を辞退する中、伊達さんは「数年前に任命された以上、しっかりと聖火リレーを盛り上げる役割をしたいと思います」と、公式アンバサダーとしての決意を表明しています。

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 大会の開催についても「世界中がまだまだ大変な状況なのは誰もが承知している所」と賛否両方の意見が出ていることに理解を示した伊達さん。「アスリートの皆さんは、開催を信じ金メダルを目指して一生懸命に練習している。でも、なかなかこのご時世『開催して欲しい!』って公に言えないでいると聞いた。それって凄く辛いと思う」とアスリートの心境を推し量りつつ、オリンピック・パラリンピックが無事に開催されることと、両大会が「このどんよりとした世の中を明るく切り替えるチャンス」になってほしいとつづっています。

 ともに宮城県出身で、東日本大震災の被災地に足を運び続けてきたサンドウィッチマン。同日、福島県の楢葉町で行われた聖火リレー出発式に出席した際は、笑いを交えて東北地方への思いを語りました。2人もランナーとして走る聖火リレーは日本全国を121日間かけて巡り、7月23日に東京都庁でゴールする予定です。

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