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「聖地巡礼しながら」なるほど! とらのあながワーケーション制度を導入、その理由は?(1/2 ページ)

聖地巡礼しながら働ける、聖地が働く場所になると……!

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 虎の穴のグループ会社、虎の穴ラボが2021年度から「ワーケーション」を社内制度として導入しました。


虎の穴ラボ公式サイト(虎の穴ラボより

 虎の穴はコミック販売大手「とらのあな」を展開。虎の穴ラボは、とらのあな通販サイト、クリエイター支援プラットフォーム「Fantia」、アニメや漫画が趣味の人向け結婚相談所サービス「とら婚」などの開発、運用を担うグループ内ITエンジニア部門です。

 ワーケーション制度は、2020年度に導入した地方勤務制度とともに「社員の、いつでもどこで自身のスタイルに合わせて柔軟に動ける働き方」の新たな選択肢として導入します。

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 従業員は自宅でのリモートワークだけでなく、自社のサービス向上や理念につながる「聖地巡礼で訪れた旅行先など」で行うリモートワークも就業として認められます。


「聖地巡礼の旅」をしながらでも働けるワーケーションを「制度」として導入

働く場所が聖地ならば、仕事もはかどる

 ワーケーションは、ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を組み合わせた造語(関連記事)。近年、自宅やシェアワーク施設でのリモートワークがあたり前になったオフィスワーカーは増えました。

 どこでも働けるならば、旅先でも働けます。日本では「遊びながら働く」ことに慎重な姿勢の人もいます。ただ、企業が福利厚生から一歩進み、自社の成長につながる工夫も込めた就業制度として規定していれば、従業員も安心して実践しやすくなります。どこでも働ける制度が整っているか、「ワーケーション制度」があるか、こんな条件も今後の会社選びのポイントになってくるかもしれませんね。

(カナブンさん)

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