【まさかアレルギーじゃないと思ってた】女の子の友達から「経験が少ないから」と言われていた“コンドームの不快感の正体”(1/2 ページ)
当時は誰もアレルギーと思っていなかったもよう。
アレルギーに気付いた体験談をねとらぼ読者に伺う企画。今回は「ラテックスアレルギーに気付かず、合わないコンドームを使用していた」という方のお話。
「途中から下腹部にヒリヒリ感と痛がゆい感覚」
私のアレルゲンはラテックス(天然ゴム)、それからバナナ、コーヒー、クリ、アボカドです。これらのアレルギーに気付いたのは、23歳の春に花粉症になって検査したとき。医師の問診で気になることがあり、追加の検査をしたら判明しました。
※編集部注:ラテックスアレルギーのある人はクリ、バナナ、アボカドなどの食物に対してもアレルギー反応が現れる場合があり、「ラテックス-フルーツ症候群」と呼ばれています(参考:アレルギーポータル)
私の場合は、美容学生だったころに毛染めやパーマの授業で毎日ラテックス製手袋を使っていたことで発症したと思われるそうです。美容師業界ではこのアレルギーのことを知らず、“手荒れの一種”くらいに捉えている人が多くいるようです。私自身も、たびたび起こる体調不良の原因がアレルギーだとは思いもしませんでした。
私は10代後半のころから、コンドームを使うと途中から下腹部にヒリヒリ感と痛がゆい感覚が現れていました。終わったあとも下腹部(主に臓器)に鈍痛とうずきを合わせたような痛がゆさがしばらく続き、性交は好きではありませんでした。
コンドームを使わないときにはそれがなかったのですが、女の子の友達に話せば「経験が少ないから」などと言われ、当時の彼氏に話せば「使わないほうが良いなんて」と言われ……。
のちに結婚して、子どもも生まれましたが、やっぱりHの不快感は変わりませんでした。
前述の通り、23歳でラテックスアレルギーが判明。それ以降、「ゴムじゃない」と書かれているコンドーム(※)を選ぶようにしてから、それまでの不快症状がなくなりました。
※編集部注:コンドームの素材は大きくラテックス、ポリウレタンの2つがあるとされる。後者についてはパッケージに「ゴムじゃない」「ポリウレタン素材」などと書かれていて、パッと見で見分けられる製品もある
その他、最近だとコロナ対策で手袋の着用を求められるシーンがありますが、ラテックスと書かれていたら使わないようにしています。プラスチック製、ポリエチレン製なら大丈夫です。
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