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第5回 ワーケーションの達人・くぼたびさんお勧め「Good!ワーケーションスポット」5選ワーケーション生活の達人夫婦に聞く「ワーケーションのはじめかた」(3/3 ページ)

初めて行くならばどこがお勧めですか~?

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白馬村(長野県) 温泉+森の中の別世界コワーキングスペースを設置

 長野県白馬村は、何といっても温泉が魅力です。1998年長野オリンピックの開催地でスキージャンプ台などの名所も残り、観光地として楽しい場所です。

 白馬村は自治体としてワーケーションを推進していることもあって、ホテルが独自のコワーキングスペースを持っていたりします。

 おすすめのワーケーションスポットは「白馬岩岳マウンテンリゾート」。ここに、岩岳の山頂にあってロープウェイでしか行けないコワーキングスペース「森のオフィス」があります。

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 Wi-FiサービスのIDとパスワードが木の看板に書いてあったり、Web会議に便利なドームがあったり。ハイジのブランコやテラスカフェ、バギーなんかもあって、遊びながらリラックスして働けます。


自然の中で仕事ができる環境を整えた白馬岩岳マウンテンリゾートの「森のオフィス」

Web会議にも便利な個室の屋内ドーム設備もある

秩父市(埼玉県) コワーキングスペースが整備されたワーケーション推進の観光地

 埼玉の秩父も街としてワーケーションを推進しています。コワーキングスペースが数カ所あり、電源や通信環境に困りませんでした。

 果樹園も多く、夏期は天然氷のかき氷のお店が人気。冬季は滝が凍る氷瀑を鑑賞できます。西武秩父駅に直結する温泉施設「祭の湯」もよかったです。池袋から約1時間半(直通の特急もあり)、首都圏の人はアクセスしやすい場所なのでワーケーションはじめの一歩にはぴったりかもしれません。


西武秩父駅に直結した温泉施設「祭の湯」

 「和空間 多豆」は縁側もある築90年以上の古民家を改装したコワーキングスペースで、とても雰囲気がよかったです。


古民家を改装したコワーキングスペース「和空間 多豆」

伊豆半島(静岡県)

 伊豆半島はホテルや旅館も多い著名観光エリア。ホテルや車中泊もいいですが、やや長期滞在するならばWi-Fiサービスなどの通信環境と温泉付きの「コンドミニアム(マンションタイプ)」を選んでみてはいかがでしょうか。

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 例えば以前利用した、「ガーランドコート宇佐美」は、外観こそマンション風ですがワーケーションステイプランを用意し、備え付けの温泉に24時間入り放題で、キッチンなどの設備もある宿泊施設です。


ワーケーションプランを用意するコンドミニアム施設を選ぶのも手

 こちらには「気合いを入れて仕事をする日」のために選んだので、家で使っている大型の外付けディスプレイもあらかじめ持っていったほどです。家みたいな快適さがありながら、仕事を終えたらすぐ旅気分になれる、“ならでは”のワーケーション生活を過ごせました。


自炊できるキッチンなども完備

ワーケーションは「もう特別なこと」ではありません

―― 実践したことで分かるワーケーションの「ギモン」、いろいろと教えていただきありがとうございました

 ワーケーションって名前は聞くようになってきましたが、いまいち実態が分かりづらい部分もあります。自分たちも正直、最初はなじみがなかったし、「ほんとに働けるかな? ちょっと信じられないな……」ってイメージでした(笑)。

 この記事をきっかけに、少しでもワーケーションという働き方もあることを知ってもらい、ぜひ実践してもらえたらなと思っています。ワーケーション、楽しいですよ!

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 実際に実践している方の実態を聞くと、ワーケーションは「特別なこと」ではないように思えてきました。特に「土日に旅行に行く場合と実はあまり変わらず、ただ移動が先にあるだけ」の考え方は、すごく納得感がありました。

 喫茶店やコワーキングスペースで仕事をする延長として。「どこでも働ける」ならば、気負わず、もっと軽い気持ちでワーケーションに触れてみてもいいのですね。

 皆さんもワーケーション、いかがですか?

取材協力:くぼたびさん
少年B
※COVID-19(新型コロナウイルス感染症)に関する最新情報は、厚生労働省、内閣官房、首相官邸、国土交通省・観光庁のWebサイトなど公的機関で発表されている情報、鉄道事業者各社の情報も併せてご確認ください


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