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オリックスファンの自虐漫画が切ない セ・パ交流戦優勝したのに「喜び方忘れた」「新聞一面は阪神」(1/2 ページ)

こんなときぐらい、はしゃいで!

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 2021年のプロ野球セ・パ交流戦は、オリックス・バファローズが11年振り2度目の優勝! ……なのに、久々すぎてうまく喜べないオリックスファン(オリファン)の漫画が、切なくもおかしいです。作者はTwitterユーザーのNAKATA(君)さん(@NAKATA55795234)。

長らくつらい思いをしてきたオリファンにとって、歓喜の瞬間だったはずですが……?

 新参オリファンのA川と、若き生粋のファンであるC一郎&B里兄妹の悲喜こもごもを描くシリーズ。交流戦優勝が決定した6月12日、長年応援してきたB里たちの喜びはいかばかりかと、A川は感慨にふけります。

 しかし、ここのところチームは低迷しており、交流戦優勝は11年前、リーグ優勝に至っては25年前が最後。長らく優勝の2文字から遠ざかっている(というかおそらくほぼ知らない)兄妹は喜び方が分からず、「ビールかけとかファンもやるんでしたっけ……?」「こういうときってどうしたらいいんでしょうか……?」と戸惑うのでした。はしゃげばいいと思うよ。

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 それでもじわじわと喜びがこみ上げてきたのか、翌朝になってB里はスポーツ新聞を買いに出かけました。良い機会だし、記念に全紙購入だ!

 しかし、そこは阪神タイガース人気が圧倒的な世界。ほとんどの新聞はバファローズの優勝よりも虎のゴールデンルーキーが大事とばかりに、佐藤輝明が田中将大から打ったホームランで一面を飾るのでした。

阪神以外のニュースを一面にすえた新聞も一紙だけありましたが(スポーツ報知)、内容は巨人の4番・岡本和真の2打席連続ホームランでした

 漫画はほかにも、本拠地・京セラドーム大阪の空き具合や、マスコミの扱いの悪さといった自虐ネタが満載。作者は全話モーメントにまとめているので、ぜひオリファンの悲哀を味わってください。

歓声より球審の声が響く京セラドーム
満員に……戻す……? ううっ頭が

 ……とまあネガティブな話が続きましたが、今シーズンのバファローズはこのごろ絶好調。6月6日の中日ドラゴンズ戦から6月21日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦まで、1引き分けを挟んでどとうの9連勝(10年振り)で単独首位に立ちました。ペナントレースはそろそろ折り返し地点といったところでまだ分かりませんが、A川たちが今度こそ本気で喜べる日が来るかもしれません。

6月はバファローズポンタもご機嫌な日が続いています

作品提供:NAKATA(君)さん(@NAKATA55795234

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