「グーニーズ」「スーパーマン」監督リチャード・ドナーが死去　スピルバーグ「最高のグーニーだった」

　「グーニーズ」「スーパーマン」「リーサル・ウェポン」シリーズなどで知られる米映画監督のリチャード・ドナーが7月5日に死去。妻のローレン・シュラー・ドナーが公表しました。91歳でした。なお死因は明かされていません。

　ドナーの死に際し、1985年公開の冒険映画「グーニーズ」で組んだ同業のスティーヴン・スピルバーグは追悼文を発表。自ら立ち上げた映画製作会社「アンブリン」公式Twitterを通じ、「ディック（ニックネーム）は現場ではとても強力な指揮官で、あらゆるジャンルにおいて才能豊かだった」と回想しています。

　また故人との関係を「お気に入りのコーチ」「誰より賢い教授」「友人」とさまざまに例えつつ、「そしてもちろん、最高のグーニーだった」としのびました。

　「グーニーズ」で主人公“マイキー”を演じたショーン・アスティンも、訃報を受けてTwitterを更新。「12歳の少年として、彼から感じたのは思いやりの深さ。そういうところが大好きだった」と影響の大きさを強調し、グーニーズの合言葉「Goonies Never Say Die（グーニーズは死ぬなんて言わない）」を書き添えました。

　ブランドン役ジョシュ・ブローリンはInstagramを更新。「ぼくらグーニーズは、計り知れないほどあなたに感謝しています」とデビュー作が代表作の1本となったことへ感謝。一方でマウス役を演じたコリー・フェルドマンは「非常に悲しく、訃報に触れることがつらい」とツイートし、Instagramには「悲しすぎていまは何も書けないから、ピアノの棚に飾っているこの写真をシェアするよ」と長じてからドナーと撮影した2ショットを投稿しています。