「大人になって良かったなぁ~~」 遠出できるしグッズも買い放題 “推し”の展示で自由を噛み締めるオタクの漫画が感慨深い(1/2 ページ)
「サイボーグ009」が大好きな人のお話。
「サイボーグ009」が大好きなオタクが、「大人になって良かった」と本気で思った瞬間を描いた漫画に、多数の共感が集まっています。
この漫画を公開したのは、あいしまさん(@setup_setup)。つい先日起きた、自分の中での大事件を描いています。
石ノ森萬画館の開館20周年を記念して、キャラクターデザイナー・紺野直幸氏の描き下ろしによる「サイボーグ009 The Cyborg Soldier」(通称:平ゼロ)の新規絵が描かれるとのニュースが飛び込んできました。新規絵を使用したグッズの販売もあります。
平ゼロは、あいしまさんにとって大きな作品です。中学のときに009にはまり、単行本を読みあさり、宮城県では早朝に放送していたアニメも頑張って見ていました。あいしまさんの青春は、寝ても覚めても009だったのです。
中学生の頃は、どこへ行くにも親の許可が必要で、出掛けるだけでも高いハードルがありました。けれど今は何の障害もなく遠出できます。自由にスケジュールを組み立てながら、あいしまさんは「大人になって良かったなぁ……」としみじみ思うのでした。
目当てのグッズを無事入手し、企画展を楽しんだあいしまさんは、最後に大変な物を見つけました。フォトスポットとして設置されていた推したちのパネルです。目前にして感情が爆発してしまい、膝から崩れるあいしまさん。そして、こう思ったのです。「大人になって良かったなぁ~~~」。
漫画には共感の声が多数寄せられ、1万7000件以上の「いいね」が付く人気となっています。
作品提供:あいしま(@setup_setup)さん記事:高橋ホイコ
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