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リアルにあってほしい職業! 精神の不調を他人に超能力で“伝える”「メンタル代行人」の漫画に注目集まる(1/2 ページ)
分かってもらえてよかった。
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どれだけツラくても、なかなか理解してもらえないメンタルの不調。それを分かりやすく周囲に伝える架空のお仕事「メンタル代行人」を描いた漫画に注目が集まっています。
求人検索サイト「スタンバイ」の漫画コンテストで、お題「2050年にあったらいいなと思う職業・やりたい仕事」で準グランプリを受賞した作品です
物語の舞台は2050年。立ち上がるのも厳しい状態の男性が、会社に電話で病欠を伝えています。しかし上司はそのつらさを理解してくれないようで、「午後はこい!」と返事が……。たまらず男性はメンタル代行人に依頼します。
依頼を受けたメンタル代行人の系良(けら)さんが上司を訪ねますが、上司は「休む社員の言い訳を代弁」する仕事だろうと懐疑的です。しかし系良さんが肩に手を置くと表情が一変。急に頭痛や寒気を覚え、胸に鉛が入っているかのようにだるく……実は系良さんは超能力者で、その能力を使って依頼人の精神をコピーして渡したのでした。
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部下のつらさを理解した上司はすっかり反省。系良さんに「言い方が悪かったら謝るし善処する」と伝言を頼みます。系良さんも「そのお気持ち、しっかり代行させていただきます」と返すのでした。相互に理解できて良かった……!
作者はイラストレーター、デザイナーで漫画家のあららぎ菜名(@Araragi_Nana_23)さん。漫画を読んだ人からは「私も依頼したかった」「この仕事が出来る人、リアルに欲しい」などの感想が寄せられました。「話のわかる上司で良かった」という声もみられます。
あららぎさんは、Webでエッセイ漫画「東京藝大ものがたり」を発表。あららぎさん自身の美大受験の体験を描いた作品で、書籍化もされています。
作品提供:あららぎ菜名(@Araragi_Nana_23)さん
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