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チャーリー・ワッツさん訃報にストーンズの「大きな打撃」とPマッカートニーら追悼 メンバーはドラム「CLOSED」の悲しい画像投稿(1/2 ページ)

メンバーの絶大な信頼を得ていた物静かなドラマー。

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 8月24日(現地時間)、ザ・ローリング・ストーンズのドラマーであるチャーリー・ワッツさんが80歳で亡くなりました。メンバーやミュージシャンらが続々と追悼しています。


80歳でした(画像はザ・ローリング・ストーンズのInstagramから)

 ザ・ローリング・ストーンズのSNSは24日(現地時間)、ワッツさん広報による声明を発表。投稿には、ワッツさんがほほ笑む写真も添えられています。

「最愛のチャーリー・ワッツ氏の訃報を伝えなければいけないことは計り知れない悲しみです。彼は先ほどイギリスの病院内で、家族に見守られながら穏やかに息を引き取りました。チャーリーは夫として父として祖父として愛され、そしてザ・ローリング・ストーンズのメンバーとして同世代の最も偉大なドラマーの1人でした。この困難な時期に際し、彼の家族とバンドメンバー、親しい友人らのプライバシーを尊重していただきますようどうかお願いいたします」


ミック・ジャガーさんは笑顔のワッツさんを(画像はミック・ジャガーのInstagramから)

キース・リチャーズさんの投稿はとても悲しい(画像はミック・ジャガーのInstagramから)

 ザ・ローリング・ストーンズのメンバーはワッツさんが亡くなった後、それぞれSNSに画像を投稿していますが、2人ともコメントのない無言のものでした。ボーカルのミック・ジャガーさんは笑顔でドラムをたたくワッツさんの写真を投稿。普段穏やかで冷静な印象のワッツさんが子どものように楽しそうに笑っており、メンバーからワッツさんへの愛を感じられる1枚です。

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 そしてギタリストのキース・リチャーズさんが投稿した画像は無人のドラムセットに「CLOSED Please Call Again(閉店です、またお電話ください)」のプレートが掛けられた、深い悲しみに満ちたものでした。無言の2人の投稿には、「お悔やみを」「彼がいなくてさみしい」「彼なしではもう2度と同じバンドではない。チャーリー・ワッツ、安らかに」などたくさんのお悔やみのコメントが寄せられています。


若いころのチャーリー・ワッツさんとリンゴ・スターさん(画像はリンゴ・スターのInstagramから)
最近の2人も

 元ザ・ビートルズのリンゴ・スターさんはSNSに若いころと最近のものとの2枚の2ショット写真を投稿。「チャーリー・ワッツに神のご加護を。君がいなくなると僕たちみんな寂しくなるよ。平穏と愛をご家族に。リンゴ」と追悼しています。

ポール・マッカートニーさんによるお悔やみのコメント

 元ザ・ビートルズのポール・マッカートニーさんはSNSに動画を投稿し、お悔やみのメッセージを送りました。マッカートニーさんは「彼が病気なのは知っていたけどここまでだとは知らなかった」と前置きして、彼の家族とザ・ローリング・ストーンズのメンバーへたくさんの愛を送るとしました。また、ワッツさんの喪失がバンドにとって「大きな打撃」になるだろうとし、「チャーリーはロックで素晴らしいドラマーだったから。岩(ロック)のように確固と安定していた」とその理由を述べ、最後にワッツさんへの愛を強く表明しています。


エアロスミスも追悼(画像はエアロスミスのInstagramから)

 また、米ロックバンドのエアロスミスは、ドラムをたたく若きワッツさんの写真とともに、「名高いチャーリー・ワッツの訃報を聞いて、私たちは大変な悲しみに暮れています。チャーリーのご家族とザ・ローリング・ストーンズへお悔やみを申し上げます。心から、エアロスミスのメンバーより。あなたは私たちへ本当にたくさんのものを与えてくれました。安らかに」と追悼のコメントを投稿しています。


尊敬にあふれたレニー・クラヴィッツの投稿(画像はレニー・クラヴィッツ(のInstagramから)

 米ミュージシャンのレニー・クラヴィッツさんはドラムスティックを握る理知的なワッツさんの画像を投稿。「チャーリー・ワッツ。言葉はない、全てのグルーヴが彼自身を語っていた」と簡潔なコメントで悲しみと尊敬を表しています。

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 ワッツさんの最後の演奏は2019年8月30日の米マイアミでの公演。コロナ禍で延期になっていた、2021年9月から始まるザ・ローリング・ストーンズのツアー「ノー・フィルター」へは病名の公表されていない手術の回復に時間がかかるとして、不参加が発表されていました。

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