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「肩パッド入りスーツ」「ヤンエグ」「有人改札」――消えゆく文化を集めた『絶滅事典』が懐かしさでいっぱい

1970~90年代の道具や習慣などを収録。古いものだともう半世紀も前になるのか……。

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 「改札で切符を切る駅員」や「学校の電話連絡網」など、消えゆく1970~90年代の物事を集めた書籍『絶滅事典 20世紀末モノ&コトカタログ』(出版:カンゼン/編著:造事務所/価格:1540円)が発売されました。動物でなく、いわば文化のレッドリストです。

ボディコンや屋上遊園地など、廃れた文化が並ぶ『絶滅事典』書影

 昭和後期から平成初期にかけては当たり前だった服装や習慣などを、「生活(衣食住)」「学校」「趣味・娯楽」「職業・技術」の4章構成で紹介。各項目は発祥や流行の時期とともに、著者の判断で「絶滅度(見かけなくなった度合い)」が4段階で格付けされています。例えば「アベック」の絶滅度はA……確かに、かろうじて「アベックホームラン」の形で見るくらいかな、もう。

分厚い肩パッド入りのスーツや肩掛けセーターは、一応現在も平野ノラや小石田純一の衣装として……
アベックやヤンエグなど死語も充実
昭和の漫画でよく見た「教師のチョーク投げ」のように、現在の倫理ではあり得ないものも
電話の連絡網も、個人情報保護の観点からほぼ絶滅。もうメールやWebで一斉配信すれば済みますしね
バブル期に話題となった「ハデ婚」
ハサミがチャキチャキいう音が思い出される昔の改札

 個人情報保護のため廃止された連絡網や、バブル崩壊とともに消えていった「ヤンエグ」や「派手な演出の結婚式」など、廃れた背景もあわせて解説。当時を思い出すツールとしても楽しめそうです。

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