依頼は「ハイヒールの落とし主を探して」 昭和の銀座で女探偵&喫茶店店員バディが謎解きをする漫画がロマンあふれる(1/2 ページ)
時代を感じる。
昭和の銀座を舞台に、女探偵と喫茶店の店員の凸凹バディが謎解きをする漫画『きみは謎解きのマシェリ』がロマンとノスタルジーにあふれており人気です。落とし物の持ち主探しの末にたどり着いた、意外な人物とは……。
「銀座探偵事務所」で職業婦人として働く「美津子」。ある日立ち寄った喫茶店で、若い店員「朔」(さく)から落とし物であるハイヒールの持ち主探しを依頼されました。いわく、大雨の日店の入口に片方だけ落ちていたもので、靴が脱げても構わないと思うほど何かから逃げていたのだとしたら助けてあげたいというのです。
靴を預かった美津子は後日喫茶店に再訪し、靴は本物のダイヤモンドが装飾されたイタリア製のものであったことを朔に報告。すると1人の男性が「自分が幼なじみにプレゼントしようとしたもの」と入店してきましたが、朔はダイヤモンドが付いているという会話が聞こえていたのかもと怪しみます。
この男性がよく呉服屋の娘と一緒に店へ来ていた「正一」であることを思い出した朔は、こんな派手な靴は厳格な家庭である呉服屋の父が許すはずがないと指摘。これを聞いた男性は、怒って帰ってしまいました。念のため呉服屋の娘「文江」の家まで話を聞きに行くと、「知らない美しい女性がその靴を履いていた」と微妙な反応です。
調査を進め、文江のいう「知らない美しい女性」の思わぬ素性にたどり着いた美津子。その正体は、そして“彼女”が秘めていた苦悩は……その結末は、ぜひ漫画を読んで確認してみてください。
この漫画を公開したのは、糸なつみさん(@ito_natsumix)。『きみは謎解きのマシェリ』は、単行本1巻が10月28日に発売されました。
(C)糸なつみ/双葉社
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